パクトンチャイのタイシルク |
![]() 2017年3月4日(土)から8日(水) タイの東北部イサーン地方「パクトンチャイ」はタイシルクの一大産地。その中でもとりわけ昔ながらの手法を守り続ける工房で手織りされた生地から作った、帯やストール、着尺をご覧いただきます。 ・ストールは、28,000円、38,000円、48,000円の三種類 ![]() ・京袋帯は58,000円(芯、仕立て代別)、半幅帯は30,000円でございます。(いづれも税別) ![]() ![]() ![]() 糸は「黄色い繭」(ラオスの繭を使用しています。より野生に近い繭です)を「生繰り」(繭を生のまま繰糸する方法、蚕が吐き出す糸本来の姿に近いものになります)したものを使用しています。「きびそ」(生糸の原材料となる繊維を繭からたぐる糸口の部分で、蚕が繭を作るにあたって最初に吐き出す糸のこと。太くて硬い)も含めて繰るので素朴でざっくりとした雰囲気ですが、軽くて艶やか。 素材の生きた風合いは、紬や綿の着物を引き立てます。 綺麗な色を使うのが特色でもあります。糸への浸透性が違うことから、薪の高火力で炊くことで、エキゾチックな発色の糸が染まるのです。 染めと織りに国境はありません、日本の絹の精緻な技術の粋、タイのシルクの大らかさと豊かな明るさの対比で、コーディネートの妙味を(例えば、和食に香草やスパイスを隠し味に使うことで、一層素材が引き立ったり、味に深みが増したりするように)提案したいと思います。 |
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