ネパールへ行って参りました

お休みを頂きまして、ご縁あってネパールへ行って参りました
関空からバンコクで乗り換えカトマンドゥへ、そこから川を越えた隣町、王宮のあるパタンで宿泊をいたしました

街の空気を感じ、街並みの美しさと雑踏と砂ぼこり、人々と触れあい優しさに触れ、ご当地の美味しいものをたっぷりと頂き、地震の爪跡を拝見し、デモもありました、ストライキもありました、悲しいものも見ました、ジリの村への往復は土石流で橋が流され車を捨てて、丸木橋を渡った対岸の車に乗せてもらうと云う経験、そしてガードレールのない断崖絶壁の狭い道をクネクネと走る怖ろしさ、ヒマラヤの山々の荘厳なる神々しさ。そんな全てをひっくるめて、大きく、ゆったりとして、誇り高く、素晴らしいお国でありました

地震の被害はインターネットやニュースで知ることができます、けれど現地の空気には触れる事ができない
情報としてはわかっている「多民族国家で複雑な階層がある」という事も、やはり日本にいればわかりずらい
百聞は一見に如かずとはまさにこのことで、情報では見えてこないものがたちまちにして触れられる、一週間やそこらで理解できることは少しですが、触れられたと云う経験は貴重やったと感謝しています。経験の積み重ねをお伝えするのが呉服屋としての役割やと思っています、海外の文化と空気に触れる事で違う角度から着物の世界を見て感じて見たいのです、糧にしてより良いキモノ生活が送れれば提案できれば...といえば僭越でしょうか

色んなものに触れて感じてきました事をブログで伝えるには限界がありますが、お店に来て下さるお客様には折に触れて直接お伝え出来ればなと思います、美しい天然素材の布たちも連れて帰って参りました、ご覧頂いて、どうぞお楽しみ下さいますように

11817219_886165221463584_1250420354542748477_n.jpg
パタンの夕景

11224052_887081648038608_3850826585408199808_n.jpg
土石流で流された橋、向こうに丸木橋が小さく見えます

11822735_887081874705252_4880533733064546837_n.jpg
ジリの街の地震の爪跡。まだまだ復興には資金が必要です

11836929_887080981372008_7053388141355637100_n.jpg
ジリはヤクのチーズが名物です、ヤクの毛は歌舞伎の石橋物(しゃっきょうもの:鏡獅子などの獅子の舞)の毛の材料になります。稗のどぶろくと合わせて、大変美味しかったです、心のこもったおもてなしの嬉しく有難いこと

11828602_888005691279537_5237683986548900187_n.jpg
織物工場も見学いたしました、吊り紐を引くことによってシャトルが行ったり来たりする、産業革命以来の昔ながらの「飛び杼」の高機が健在でした、素朴ですが精緻です

11855789_888006141279492_4347928310704476809_n.jpg

11888059_888006147946158_5779054287090049479_n.jpg

11899756_888951947851578_6482901412544756601_n.jpg
飛行機から望むヒマラヤの神峰

11855921_888952427851530_2626885399775625175_n.jpg
ポカラの「山の博物館」内にあった、姉妹都市である駒ケ根市を紹介する場所に立っていた、昭和40年代と思われる着物をきた人形

11891172_890494584363981_4369799597535888011_n.jpg
レストランの屋上でお一人様ウヰスキーをば、五感への刺激が最高のアテであります

11888008_889403731139733_3153923968536315644_n.jpg
全国一斉ストライキ、いつもはクラクションと雑踏と砂塵の街も市民は難を避けてひっそりとしていました

11895941_890494591030647_2151028790007227728_n.jpg
旅のともには、近江縮の麻の作務衣とカレンブロッソを。大変重宝致しました
作務衣、ネパールの気候に合って快適でした。この二月にはインドネシア、去年は台湾に参りましたが、ユカタにせよ、着物にせよ存外かさばらないところが実用的で好きです。一介の小さな呉服屋が「伝える」などと大それたことより、どこでもこの格好でもって、楽しむことで答えにしております

11899983_890494614363978_6041307396682643084_n.jpg
カシミール地方のショールです、帯に誂えようと連れて帰りました

人の温かさと優しさに触れられました、ネパールでお世話になりました皆さんに心からお礼申し上げます
別窓 | 着物 | コメント:0 | トラックバック:0
2015-08-19 Wed 02:02 ∧top | under∨
<<夏の終わりの音色展2015のお知らせ | ・・・こころや日記・・・ | ユカタで船遊びの巻>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| ・・・こころや日記・・・ |