心を纏うということ

横浜三溪園にある「旧燈明寺本堂」で24日(日)まで開催の
「小倉充子型染展と江戸の芸」展は昨日が初日、今年の作品の封切りでもあり伺うてまいりました

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現代のファッションの一つとして着物を捉えれば、フォルムや着こなし、色合わせに素材感が大切な要素となってきます、実際ココロヤが提案するコーディネートも「如何にその人らしい美しさを引きたてる」かに心を配ります

対して小倉充子さんの作品は、「風情を着」「美学を見立て」いわば「心を纏う」ものです
自身の想いを「絵」という表現で衣裳の中に取り込み、それを纏うという行為は日本文化の神髄であり、唯一無二のものです、充子さんの作品もそんな日本の美学の流れにあります

写真二枚目、これは江戸歌舞伎「雪暮夜入谷畦道」のワンシーンを表現した作品です。布の中に拡がる空間も降り積もる雪も、これは天然の景色ではなく、あくまでも「客席から見た」舞台の奥行きであることの面白さ、しんしんと降り積もる底冷えのする雪の暮れ、直侍と按摩の丈賀を演じる名優たちの息遣いが、芝居好きの充子さんの手にかかれば、こういう形として表現されます、雪の白さと空の深い闇

充子さんの作品に通じる江戸の「諧謔」「洒落」の軽妙さに加え、今回の作品達には、島田の芸者の背中から覗く小座敷もそうですが奥行きと俯瞰の美しさを感じます

作品を身につける贅沢さ、ファッションを超えた部分の色気ある着姿、そのくせ、さりげなくて、力強くて繊細で、粋

江戸の風情、詩情漂う美しい構図

来週はいよいよ大阪でご覧頂きます
写真では伝わらない作品から立ち上る香気をご堪能下さい、どうぞお楽しみに

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2015 小倉充子展 大阪

2015年5月29日(金)より6月1日(月)の4日間
営業時間10:30~18:30(30日土曜日は18時まで)
粉浜商店街、こころや店内にて

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2015-05-22 Fri 18:24 ∧top | under∨
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