長いもん赤いもん

昨日は小正月、お鏡は二軒隣の和菓子屋さんにお願いして鏡割り、注連飾りは住吉っさんの「とんど」で焼いてもらいました

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松の内も過ぎ目出度い柄行きののから、次は節分にちなんだ陳列をしています

昔は「節分お化け」と云う習慣があったそうですね、小さい頃、お客さんで昔ミナミで芸妓をやっていたという明治生まれのおばあちゃんに聞いたことがあります、節分の夜にお年寄りは娘に、娘は老女にと異装仮装をしてお詣りをしていたそうです、最近復活の兆しやそうで・・・ハロウィンに押されず広まれば楽しいでしょうね

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節分と云えば「厄払い」 今年の住吉暦より「厄年表」です

お陰様で無事男の大厄も過ぎました、地域の厄払いと云えば「あびこ観音」さんが有名ですが、私は住吉さんで前厄から本厄後厄と、お祓いしてもらいまして、厄年の神主さんらに交じってお善哉のお配りまでさせてもらいました

お饅頭やおぜんざいを近隣や知り合いにお配りしての厄祓い祈願は、大阪だけの風習でしょうか
「厄祓い」と云えば、着るものに「長いもの」「赤いもの」を身に付けると良いと云いますね

ウチにある、厄祓いをご紹介
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「鱗柄」に「南天」を配した襦袢地です
「鱗文様」は弥生時代の銅鐸や古墳時代の埴輪にも施されていますね、古くから魔除けの文様として尊ばれ現在にまで脈々と繋がっています
「南天」は『難を転ずる』のゲン担ぎですが、南天には防腐や心鎮めの薬効成分があるそうで、昔の人の知恵を感じます

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七色の博多織の伊達〆
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七色のキンチの腰紐
七色、綺麗ですね、七色も厄除けやと云います、虹は縁起がいいからでしょうか。七福神を表していると云う説も

続いて「赤いもん」
余程古い頃からの風習なのでしょう。おぜんざいも結局小豆が赤いところから厄除けやそうですし、「あっかんべー」も『赤い目』の訛化で、つまるところ魔除けの意味があるとか、紅白まんじゅうに紅白幕、縁起の良い赤色です
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赤い帯〆

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赤い襦袢地

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ワインレッドの縞大島

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赤と黒の三献上の博多帯

そしてこんなのも
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赤い久留米絣の綿入れはんてん

赤い色のものや虹色のものは華やかですから気分が浮き立ちます、まして美しいものを身に纏うわけで、着物をおろす時ってテンションも上がりますでしょう、ウキウキと楽しくなりますでしょう、それだけでも充分、体に心に栄養満点やと思うんです

着物は日本の風土と季節と不離一体、大阪弁で云う「きっしょきっしょ」(時節ののきまりきまりと云った意味でしょうか)を大切にしてゆきたいと思います
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2015-01-16 Fri 21:04 ∧top | under∨
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