旅文様台北噺 一段目 |
コンビのイラストレーター『スタジオクゥ』のイラスト付きキモノブログ
おなじみ「キモノは別腹」さんが、いよいよ台北噺を書き始めはりました 微に入り細を穿つように丁寧に丁寧に積み重ねる文章ですから その時の出来事は読めば一目瞭然です どうぞご覧ください 台湾に行って来ました1 台湾に行って来ました2 台湾に行って来ました3 台湾に行って来ました4 ここでは思い出も兼ねてココロヤなりの追記という形で記して参ります 今年は4月より8月まで夏物で休みなく商いをさせてもらいました 東京やら梅田の阪急さん、小倉充子さんに新之助上布。結構な事でありがたかったです 盆休みもなかったさかい、秋物までのちょっとの間、9月に旅行でも行かせてもろて次に向かってリフレッシュしよかと思ってたんです そしたら、東京でスタジオクゥさんとご飯を食べてる時に 「召しませキモノの台湾バージョンが出るの、なのでお知らせのために台北へ行きます」と云うので 「そうなん!じゃあ旅行したかったし、ひやかしに行くわ、台湾好きやし」となったんです 台湾に行って来ました4 その経緯がこれ そうこうするウチにトークショーまで参加させてもらえると云う特典付き 異文化の皆さんにキモノの事をおはなしさせてもらえるなんて滅多にない事、皆さんの想いを知れますし、お話させてもらう事で自分の勉強にもなります。こんなエエことおまへんがな ただスタジオクゥさんからひとつミッションが 「一日目のトークショーでユカタの着付けしてね、できるでしょう」 「。。。。。。」 東京時代の若い頃、着付けも含め歌舞伎の衣裳方の勉強をさせてもろたり ユカタの着せつけも、長年見て覚えてはいるものの、基本、女子の着付けはオッサンがやったらセクハラになってしまいますでしょう。普段、着せる事なんておまへんのです やっぱり、着物にご興味を持ってくださる皆さんの前で着せつけをするには 手慣れて、舞うように、そしてわかりやすく、美しく着せんなりません そんな風に出来るのかココロヤ 気の置けない仲間と旅に行くのが楽しみでしたから、なんとかせんなりません 母は昔から着付けを教えてますし、周囲には錚々たる着付けのセンセもいてはります 教わる環境には恵まれております、あとは私の努力次第、やりましょう さぁ、旅に出るまでの準備、段取りも楽しみの一つ 東京組とメールで漢字だらけのメールが飛び交いましたよ ほぼ食べるもの、美味しいお店 そんなに食べれない、いや食べねばなりますまいて あちらの食事は美味しいですもんね あれほど「胃が牛のように四つ欲しい」と思うた事はありません、想像するだけで涎がでます 現地集合、現地解散 それぞれが宿を取ります、残念な事に皆と同じ宿が満室になってしまいましたから 私は別の宿、結局皆さんとは少し離れた町に宿を取りました 少し離れた場所に宿を取ったのは理由があります みんなで連れもって旅に行くと、ふと頼ってしまって、今どこを歩いているか、どこに向かっているかアンテナを張らなくなってしまいます。三年前の台湾旅行時がそやったんです とっても楽しかったんですが、台北好きな神主に連れってもらったので地図が思い浮かばない 台湾は何度も行きたい場所でもありますし、今回は地理と地図を自分の頭の中に入れたかったのです 離れていれば自分で動くでしょう、そうすると覚えられる。好都合、いざとなればあちらはタクシーも安いですし乗ればすむ 関空から台北のホテルまで一人、旅慣れた方にはどってことないでしょうが 私は英語がカラッキシ、語学と云えば日本語ですら中途半端、はいワクワクドキドキであります しかし便利になりましたなぁ、ネットで調べればすぐ地図も情報も出る。手にはスマホ 出発前にネットで搭乗手続きも出来るんですね 粉浜から関空は近いので、これは便利でした、ギリギリまで店にいてられましたから 三年前と違うのは、あの頃は円高、今回は円安 10000元で10000円ほどの差額がありました、お金の計算は早い方です さて珍道中、どうなりますやら。。。。 つづく 追伸 写真を撮っておりません、すみません ブログを書かせてもらうのに、あるまじき事なのですが 景色や空気をたっぷり吸いこんでいる時、食事を頂くとき、五感も六感も研ぎ澄ませて感動していますので、それだけで胸一杯で、気が付いた時には写真を撮り忘れてしまっているのです 頭の中にはしっかりと湿度から空気感、色合いから音まで焼きついています 文章ばかりで申しわけないですが、幸い皆さんが撮って下さっている写真もありますから、それを適宜載せさせてもらいます |
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