藝術の秋 |
いよいよ袷の季節になってまいりましたね
十月の季語は 秋の空、秋の雲、秋の山、秋風 初紅葉、薄紅葉 茸、稲雀、案山子、木の実、梨、柿 菊、荻、 栗、団栗、胡桃、銀杏、棗 稲刈、稲架、蜜柑、橙、蔦、鹿、猪 秋の色合いが溢れるようです ついこないだまで麻のものを着ていたのが嘘のよう。いよいよ着物日和到来です、季語に散りばめられた色の数々を着物に見立てましょう 帯揚げ、帯〆、帯留、鼻緒に秋色も素敵ですね お出掛けに絶好な季節、美しい秋を存分にお楽しみ下さい 金曜日は、お世話になっている六代目の笑福亭枝鶴師の独演会に伺いました ![]() 今期初袷着用、暑いのではないかと覚悟しましたが、心地よかったです ![]() お客様と共に拝見、いづれも秋色コーデで 枝鶴師匠のらくだが素晴らしかった 大きい芸でした、三代のラクダが重なって見えました あっと云う間の70分間、エエ会で感動致しました ![]() 藝術の秋はてぬぐいの秋でもあります 枝鶴師匠のてぬぐいをはじめ 十周年の記念の「わかもみぢ」手ぬぐい 踊りの会にお芝居、居酒屋さんから幼稚園の90周年、お目出度いお目出度いご襲名と様々です 昨日の日曜日は 我が家の菩提寺である壽法寺にて開催されました その山村若峯菫芳恵師の会「わかもみぢ」に伺いました ![]() ・地歌「芦刈」山村 若峯董芳恵 ・落語「らくだ」笑福亭 生喬 ・地歌「たぬき」菊寺 智子/菊萌 文子 ・上方唄「三国一」山村 若峯董芳恵 一日明けての「らくだ」です、生喬さんは亡くなられた松喬さんのお弟子さん その松喬さんはここ寿法寺に眠られています 寿法寺には代々の笑福亭松鶴の墓所もあり(思えば粉浜からあの世までのご縁です) 寺内には他にも桂や林家、三遊亭の噺家さんや俄、浄瑠璃の錚々たる大立者がいてはります そんな中での「らくだ」ですから、泉下で聞いてはったと思います ウチの墓もありますから、亡父に「何とかやってまっせ」とビール片手に近況報告を致しました 美しい実力派の山村若峯董芳恵師の舞を拝見しておりましたら 一人ではなく父と見ているような錯覚におちいりました 終演後、若住職の法話の中で「さまざまな思いが詰まった会」と云うのが印象に残ります 帰りはすっかり暮れておりましたが、参道に灯りを燈して下さったのが幻想的でした ![]() 立て続けにエエ会を拝見出来て喜んでおります、眼の福、耳の福 帰りは四天王寺さんの境内を通って帰りました ハルカスと五重塔 ![]() |
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