へえええ

おしゃれは、衿元からとは、よう云うたもんでして。
人によって、地衿の柔らかい堅いのお好みから、半襟の柄ゆき、色目、果ては、繰越の大きさ、衿の出る量本当に様々で、このお好みにプラスして、着物の質、柄ゆきを勘案した上で、ウチなりの提案をさせて頂くのも仕事の一つですから、たかが衿と云うなかれ、中々奥の深い事ではあります。

ま、男は女性ほど衿元に凝らないですが、僕はもうごくズボラで、ポリエステルの金茶かグレーのつけっぱなし、襦袢ごと洗濯機で、ジャブジャブ、余程の時は石けんでつまみ洗い程度です。お恥ずかしいです。
むかしはゆったりと寛げて着ていましたが、今は長唄の大きいお師匠さんに「衿はしっかり詰めなさい」と云われて以来、衿止めを使って、しっかりと着ています。
不思議なもので、こうしていると着物が少々着崩れてもスッキリと見えます、えらいもんですね。
ちなみに衿止めは630円です。

おろしたての塩瀬の真白な衿、綺麗なものです。
色衿や柄衿が全盛ですし、それは可愛いものですけれど、白衿の凛とした風情がとても好きです。

この真っ白な塩瀬の衿を、おしゃれな奥様方の中には、お召しになる前に天日に当てられる方もおられます。
そうすると、衿の白さがうっすらキナリ色になるんですね、いわゆる「日焼け」僕らは「色が戻る」と云うていますが。。。お若い方と違い、真っ白な衿とお肌の色艶のバランスを考えられての事で、肌色にその「色の戻った」風合いが合うそうなんです、なるほどなぁと思いますね。
特に濃い色の着物だと、真っ白と比べれば衿元がより柔らかく見えるでしょうねぇ。
こういうちょっとした心使いがお洒落な着姿の美しさを倍増しにするんですね。

恥ずかしながら、その話を先ほど初めて聞きました。
聞けて良かった、知っているのと知らないのでは、やっぱり大違いだと思います。
一つ賢くなりました。

衿元、大切ですねぇ。
そう言えば、学生の頃「色彩学」で日本人の肌色に合う色の考察って授業ありましたっけ。。。ま、いずれ書きます。

あ、白足袋。
あれを日焼けさせてみようかなぁと。
普段は朱子足袋か色足袋ですが、改まってどうしても白足袋を履かんならんとき、どうもあの白さが我ながら照れくさいんですよねぇ、むしろちょっと色が戻った方が綺麗でしょうか、いや、ただ古いだけに見えますでしょうかねぇ。いっぺん実験してみます。
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2010-03-05 Fri 14:31 ∧top | under∨
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