初春文楽

松の内に伺うと、お正月飾りに、撒き手拭、晴着をお召しのお客さん方で華やいで常より心が浮き立つような気がします

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立派な門松

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今宮のえべっさんの宝恵籠
お人形さんが乗りはります
去年、噺家さんの宝恵籠には鶴二さんが乗りはったそうですね

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おなじみにらみ鯛

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大きな大きなお鏡、一斗はあるでしょうか、お鏡割りをしたらば一体何人前のお餅ができるやら


神様、住大夫さんのご出演なさる菅原伝授手習鑑の公演の方は、楽近くまで楽しみにとっておいて
初芝居は、吉野山と四の切と壺坂を聴きました

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舞台の額縁にも愛嬌のあるこしらえもののにらみ鯛

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床の上には大夫さんの貫禄に負けないような注連飾り

まずは可憐な吉野山
千本桜の満開の吉野の山を背景に静御前と忠信の道行であります
「恋と忠義はいづれが重い・・・・」
豊かな義太夫の詞章、はんなりとした曲調
清治さんの派手やかで色気たっぷりの三味線、呂勢さんの美声

続いて四の切、咲大夫さんの円熟の語り、狐言葉の中にも情がこもる
そして勘十郎さんの遣う忠信のケレン味たっぷりの楽しさ
早変わりあり、見台が割れての登場や、鼓の中から出てくる仕掛けの面白い事
最後は宙乗り、喜ぶ源九郎狐の持つ初音の鼓から桜の花びらがひらひらと舞い散る舞い散る
極彩色の美しさ、でも何だか儚くて、感動して涙が出ました

そして壺坂、お里沢市
久しぶりに源大夫さんを聴けて本当に良かった
枯淡な味わいの中に艶もあって、もうお人形そっちのけで、かぶりつきで聴きました
素晴らしかった

春は名のみの風の寒い夜でしたが
良いお芝居を観れて、余韻で心温かく文楽座を後にしました

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これは劇場で頂きました
熨斗紙は自作なすって、中は上等の塩昆布で慶ぶ
なんてすいなんでしょう
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2012-01-10 Tue 23:36 ∧top | under∨
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