お雛さま |
いつもお世話になっているイベールさんのところにお雛様を見に伺いました。
![]() ちょっとおめかし。櫻の頃なれば、つとめて明るく。 半襟にめずらしく渋めの若草色を使いました。 象さんの雪駄をおろしました、大切に履いて百年は持たせようと思います。 ヨソユキなので一つ紋の墨色羽織を、梅鉢を相良刺繍で。 ![]() 待合に菱餅を見立てたお座布団、可愛い。 ![]() そして ![]() 御殿にいらしゃるお雛様たち、まるで御所に迷い込んだようです ![]() このお雛様も御殿にいらしゃるんですけれど、こちらは屋根がありません ![]() 源氏物語絵巻の特徴である「引目鈎鼻、吹抜屋台」をイメージして作られたお雛様やそうです 貝合わせしてはります ![]() 五節舞(ごせちのまい)のお雛様、綺麗。 もううっとり もっとたくさんありました、でもいつものように美しさについ引き込まれて 写真取るの忘れちゃいました ![]() お雛道具でお菓子を頂きました お椀にはほんのり甘い白酒、田楽もお菓子なんですよ ハマグリを象ったお皿も可愛いです 「ちいさきもの みなうつくし」と云うたんは清小納言ですけれど、千年のちも「ちいさきものいとをかし」です 綺麗なもの、日本のこころ 本当にイイものを見せてもらいました、芸の肥やしになりましたよう |
この記事のコメント |
ほんまに綺麗ですねぇ・・・(ウットリ)
思わず目細めてほっこりしてしまいました。 お菓子もかわいい ![]() ちいさきものを愛でる精神はずっと変わらないんですね。
2011-04-10 Sun 09:09 | URL | のん #-[ 内容変更]
のん様こんにちはまいどありがとうございます
ほんまに綺麗でした「見立ての心」 小さなお雛さんに大きな宇宙が 大は小を兼ねるといいますげ、小さいものにも無限の広がりがありますねぇ これは和の心を共通とするキモノにも云える事です この深淵なココロを僕はどこまで表現できるのでしょうか、まだまだ深い世界です |
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