襲名披露 |
六代目笑福亭枝鶴襲名披露興行、金沢公演
於、石川県立邦楽ホール 14:00開演 笑福亭呂竹「犬の目」 笑福亭三喬「延陽伯」 笑福亭鶴志「長短」 桂春團治「祝熨斗」 中入 襲名披露口上。舞台上手より鶴志、春團治、六代目枝鶴、笑福亭仁鶴、司会笑福亭三喬。 笑福亭仁鶴「道具屋」 六代目笑福亭枝鶴「質屋蔵」(敬称略) 金沢まで追っかけてきました。 ![]() 連休で混んだ車内。 昨日の新年会の酒がまだ残っていると云ふのに、やっぱり呑んでしまうんです。 でも長距離電車に乗ったら呑まなきゃダメでしょ? ![]() 国立文楽劇場をひと回り小さくしたような劇場で、 木調の空間に朱塗りの椅子がはんなりとした金沢らしい風情、 また劇場には珍しい船底天井で、まるで数寄屋造りの高級旅館のよう。 松竹芸能さんがロビーでてぬぐいを売っておられました。 ![]() いつもありがとうございます。 鶴志さんの貫禄!ちょっと座ってはるのがお辛そうやったけれど、 ふとした時に憧れの六代目松鶴さんの面影が重なって感激。 温かい温かい口上に加賀にて上方流の手打ち。 仁鶴さんの銀ネズの光った色無地に真っ赤な胴裏、大胆な柄入黒羽織に金茶の額裏が格好良すぎでした。 新六代目枝鶴さんの明るくて楷書ではんなりした「質屋蔵」をたっぷりと。 あっという間の三時間、堪能しました。 ちなみに 助六を鹿の子絞で描いた青鼠の襦袢に利休鼠の半襟 砂色の米沢紬の着物 相良刺繍一つ紋付黒紬羽織 結城のショールに袴地の角袖 雪輪散らしのお召足袋に錦蛇の草履 松の内でもあり、襲名のお祝いなので相良刺繍で一つ紋を入れた黒の紬羽織を着ました。 雪の結晶と、雪輪を織り込んだお召の足袋は季節限定です。 初春は雪や雨が多い加賀、草履を濡らすのが嫌なので、雨下駄を持参。 防寒対策もしっかりしたのでホカホカと暖かく過ごせました。 |
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