こころや「初春文楽鑑賞会」を開催しました。 |
初春文楽鑑賞会、第三部。
開催いたしました。 妹背山婦女庭訓、お三輪は勘十郎さん。 開演前にお話をたっぷりと、お三輪のかいらしこと。 ![]() ![]() 妹背山婦女庭訓のお三輪ちゃんは、段鹿の子の着物に、だらりの帯、お花畑のような髪飾りをたくさん付けて、ホントに可愛らしいです。 上方の大きな商家のお嬢ちゃんの風を写したそうですけど、こんな無垢な子が恋をして裏切られていじめられるのが、妹背山は好きな浄瑠璃ですけれども胸が痛むのです。 ![]() ![]() 首から背中に垂らしているのは「襟袈裟」と言うもの、上方のみの風習で、幼いお嬢さんらがつけるもので、つと(関東では鬢.びん)の油が襟につかないようにカバーの役目を果たしていたのが、鈴がついて鳴ることでいわゆるGPS(勘十郎さん談)にもなり、装飾的に昇華されたものやそうで、これがまたかなり可愛らしいので、十三詣りの晴れ着に復活せえへんかなと、妄想したり。 次は四月(今のところ四月十日の予定です)にまた開催致します。 客席は昨今のこんな状況ゆえ土曜日やのに少なかったですけれど、鑑賞会は文楽の公演がある限りやって行きます |
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