初春文楽鑑賞会を開催しました。 |
初春文楽鑑賞会を開催しました。
父の形見の着慣れて柔らかくフワフワになった紬の着物と髭紬の羽織、羽裏は織の羽裏で紐は直付けの房なし。 襦袢は藤色地に役者絵散らし、手ぬぐいは小倉充子の近松柄、合切袋も同じく小倉充子の阿吽柄の手ぬぐいで鳥越之芝田さんの別誂え。 ![]() ![]() ![]() 賀詞を交換しお客さんをお出迎え。 ![]() 開演前に桐竹勘十郎さんの文楽の解説、西洋のおもちゃの操り人形も勘十郎さんの手にかかれば生き生きします。 そして、300年前に使われていた一人遣いの人形を模して復刻したものの実演が貴重でした。 ![]() ![]() 大人三人で遣う人形をそばで見るのは凄い迫力、勘十郎さんが人形の胴に手を入れるとみるみる生気が宿り驚きました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 左遣いは桐竹勘次郎さん、足遣いは桐竹勘昇さん。 おめでたい七福神、又兵衛の一生懸命が胸をうつ傾城反魂香、口上がシンプルで素敵でした。 華やかな舞台の曲輪文章、お正月らしい演目であっと言う間のひととき。 次回は夏の予定ですが、四月も迷っています。 昼の部の「大物浦の段」は岩場から碇を体に巻きつけて飛び込む知盛のシーンが勇壮です。 夜の部も捨てがたい、四段目の切「狐忠信」は勘十郎さんの十八番です。狐を使われる勘十郎さんはお好きなのが伝わってきて、見ているこっち側もきっと楽しいです。床も変化があって聞きやすくわかりやすい。 少人数で開催しようかなとも思ったり。 お越しの皆様ありがとうございました、またのお越しをお待ちしております。 |
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