スタジオクゥ、著書三冊 |
二人の、物事をまっすぐ真摯に掘り起こす姿勢にブレはありません。
キモノは別腹 スタジオクゥ、ひよさんうにさんのブログです。 これ無料です、内容ぎっしりずっしりです、宝箱です。 次から次と出版される作家さんもいらっしゃいますが、興味津々なことは深く掘り下げないと気が済まない二人、何しろ時間がかかるのです、出会って9年で3冊、3年に1度です、お寺のご開帳のようです。 何年もかけて、取材ひとつ素材ひとつ、大きな石から小さな玉、砂つぶの一粒まで丁寧に集めたものに磨きをかけて綺麗に詰めて盛り付けた宝箱のような本たち。愛おしい本たちです。 ![]() 召しませキモノ 2012年9月25日初版 着物にまつわるアレコレを、お二人の優しい目線で慈しむように綴っておられます。 おつゆたっぷりな中味で、着物ライフをスタートさせたいあなた、もっともっと濃いところを攻めたいあなた。 7年経ちますが全く色あせていません、未だに「召しませキモノをみて来ました」とおっしゃるお客様もいて感動します、バイブルになっているんですね、奇抜なこともなく、煽ることもなく、ただ穏やかに優しくキモノのことが描かれています。 ![]() その暮れに、出版記念パーティーを飛田新地の百番で開催しました。 集まってくださった皆さんの記念撮影は後ろ姿、帯が壮観です。 こうしよう!って言うてくれたのも、スタジオクゥの二人の「遊ぶときはトコトン」パワーの賜物です。 ![]() おひとり様のふたり暮らし 2015年6月初版 ふたりとも(そういえば今度のリニューアル記念まつりのメンバーもそう)したい事にまっすぐです。 ふたりとしゃべっていると、素っ裸になります。甘える時も、わがままになる時も、あまり人に見せた事がない酔った姿も(同じ事を何度も繰り返ししゃべっていた)見せています。。。 「ふたり暮らし亭」は居心地がいいのです、私は寝言とイビキが酷いので基本出張時はホテル住まいですが、たまに癒されに合宿しに行くのです、まるでおばあちゃんの家のように落ち着くのですよ、、、なんでやろあれ。 遅くまで、厳密にいえば夜明けまでお喋りしたこともありました。 この本を読んでいると、そんな光景がありありと浮かびます、言うてる内に私らも年を取ってきました、年を取っても末長く楽しく過ごせますように。 ![]() この前の年、みんなで台北に行きました。遊び好きがたくさんの人数で集まって昼は自由行動、夜ご飯に集合。中華ってたくさんの方が美味しいでしょう、一人ふた皿頼んだとしても20皿のお料理が食べられます、いや美味しかったのなんの。 メインは「キモノは別腹」の台湾語の出版記念でした、記念に私が着付けの指南、今から考えたら台北の皆さんごめんなさい。そして、小倉充子さん、ルミロックのルミさん、スタジオクゥさんとトークショー、これは今見ても豪華ですねぇ。この時に来てくださった台北の皆さん、年に一度は大阪に来て下さるんです。ありがたいです。 旅、珍道中でした。。。 ![]() そして最新刊!! これです 「温泉浴衣をめぐる旅」 このメンバーが集まる旅行となれば、楽しいのは当たり前。 日奈久温泉に行きました、きっとこんな事がなければ日奈久には行ってないと思います。 これが今から4年前です、鹿児島空港から周遊して日奈久で過ごして熊本でお別れ、虫嫌い、自然が怖いココロヤとしては日奈久に慣れるのに少し時間がかかりましたが、食べ物が美味しい、またそう言う情報収集能力が異常に高いスタジオクゥのふたりのアテンドですからすっかり蕩けてしまいまして最終日、すっかり名残惜しくなりました。 ただ、新幹線の時間まで熊本の下通りや上通りをお散歩した時の「ああ街に帰ってきたよ感」ホッとしたような気持ちは忘れられません、さて、その気持ちのせいかは別として、翌年熊本の鶴屋百貨店さんに出店させてもらうんですね。奇遇でしょうか、必然ですねきっと。 今年も鶴屋さんに伺いました、大好きなお店も出来て夜のネオンの楽しい事。 ![]() 熊本にすっかりハマったのも「温泉浴衣をめぐる旅」があってこそ、と言うても過言やありません。 つづく |
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