伊勢木綿の季節です |
私の場合、体育の日の三連休まで新之助上布の綿麻を着ていました、今は襦袢はまだ爽竹ですが着物は伊勢木綿です。そうして普段着は新之助上布と伊勢木綿を交代で着ています、暑ければ薄く寒ければ重ねて。
![]() ![]() 明るいイメージが強い伊勢木綿ですがシックなものもあります。これはいろんな色糸を織り込んだもの、案外遠目だと無地感に見え色がたくさんなので、帯合わせや小物合わせがしやすいです。 今回は黒木織物さんの博多の献上帯とコーデ、伊勢木綿は昔ながらの丁寧な織物で上質な素材感がありますから、絹の帯とも沿ってむしろ化けます。 木綿の着物はデニムやそれぞれの産地のものが色々ありますが、こころやは定番として、好きなので伊勢木綿を置いています。 これからの季節にいいですから、ぜひご覧ください。もちろん来月の「リニューアル 記念まつり」の時もご覧いただけます。 反物の状態で揃えていますから、着物にしてもお洋服に誂えられても楽しいと思いますよ。イベントにお越しの方で着物にあまりご興味がない方でも、いっぺん触ってみてください、生地としてみても面白いものです。 「リニューアル記念まつり」 ![]() もともとこのメンバーの始まりは、スタジオクゥのひよさんうにさんと伊勢木綿で出会って→小倉充子さんを紹介してもらって→輪が広がって→一緒に台湾に行ったり、旅行したり。 東京でイベントを開催されてるのがとても楽しそうで楽しくて、大阪でするのが夢でした。今回リニューアルに当たっても、みんなの顔を作品を思い浮かべながら内装をイメージしました。新装の記念にお願いして、東京から滋賀から大好きな皆さんが来てくれはります。夢が叶うので「まつり」と名付けました、皆さんも一緒にパーっとお楽しみ頂けましたらと。 お祭りですから、どなた様でもお気軽に。 ただただ楽しくお過ごし頂きたいなぁと、お越しをお待ちしております。 2019年11月2日(土)~4日(月)10:30~18:30 こころや店内で開催 全日(2日・3日・4日) ●小倉充子・工房カモ作品展 小倉充子:神田の生まれで歌舞伎と落語が大好き、体にしみ込んだ江戸っ子の匂いが作品の奥行きになっているところが好きです。 鴨川志野:個性と力強さ自由自在なデザイン。イタリアからオランダ坂、ジンベイザメからピーちゃんまで、幅の広さが楽しくて好きです。 そんなおなじみ、小倉充子さんと、工房カモの鴨川志野さん。 鴨川志野さんの可愛いデザインと、江戸の粋な小倉充子さんの作品、人気の手ぬぐいはもちろん小倉充子さんはカッコいい鼻緒を携えて大阪に来てくれます。リニューアルで陳列もずっと見やすくなりました、二人の高い画力、強い描線、構図と色彩の妙を今まで以上に堪能できると思います。手ぬぐいは洋服でも着物でも持つのに便利でいいものです。色んな柄がたくさん見られて、きっと嬉しくなると思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2日(土) ●タカモリトモコあみぐるみワークショップ「要予約」 11時~13時・13時30分~15時30分(二部制) 料金5000円(キッド込) タカモリ・トモコ 作品の独創性、かわいらしさから、個展には全国からファンが集まる。その色彩と造形に優れるセンスあふれる作品は、ファッション紙にて特集が組まれることも多く、クリエーター等にも固定ファンが多い。「ほぼ日刊イトイ新聞」では、度々特集が組まれている。 と書かれていたりします。あみぐるみの事を全然知らなかったのです、ある時お客さんがあみぐるみの話をなさるのを「そういえば友達にタカモリトモコさんがいます」と言ったら興奮気味にすごく嬉しそうになさって「トモちゃん、ファンの人がいっぱいいるんやなぁ」と感動した次第。いつか来てもらえればいいなと思っていました、最初は6人掛けやったんですけれど、店の真ん中に8人掛けの大きなテーブルを誂えたのは、皆さんがここで編み編みするならちょっとでも大きくてたくさん座れる方がいいなぁ、というのもあったんです。エントリーをお待ちしております。 お申し込みはこちらからどうぞ お申し込みの際には 「お名前」 「ご住所」 「携帯などのご連絡先」 そして「1部」「2部」のご参加の明記をお願いします。 ![]() ●柳家小春ライブ・お江戸のはやり唄「要予約」 16時30分開場、17時開演 木戸銭2500円 「柳家小春」さん、江戸の端唄、俗曲いわゆる「粋曲」に、新内節、民謡など三味線の弾語りで活躍されています。 照明はスポットライトにしました、テーブルを頑丈に作ってもらいました、寄席の真似事もしたかったんです。今回はそれに毛氈を敷いて高座にして、ライトを照らして舞台にしつらえます。 大阪にも地唄や端唄のしっとりもいいですが、江戸の小唄や端唄、都々逸などカラッとスッキリしてて好きです。小春さんの唄はコロコロと鈴の音のようで、よく「鈴の鳴るような声」と言いますがこれだと思います。 人数限定でお聞きください、小さなスペースで聞くのはとても贅沢で豊かな気分になりますよ。 大阪で江戸のはやり唄、休憩をはさみ一時間たっぷり粋な世界にひたってください。 お申し込みはこちらからどうぞ お申し込みの際には 「お名前」 「ご住所」 「携帯などのご連絡先」 をお願いします。 ![]() 3日(日) ●新刊発売記念・スタジオクゥ『温泉浴衣をめぐる旅』サイン会「予約不要」 ![]() コミックエッセイ「召しませ着物」でおなじみスタジオクゥのお二人も来阪です。 興味津々なことは深く掘り下げないと気が済まない二人が何年もかけて、取材ひとつ素材ひとつ、大きな石から小さな玉、砂つぶの一粒まで丁寧に集めたものに磨きをかけて綺麗に詰めて盛り付けた宝箱のような一冊です。 近頃の出版物はアッサリとすぐ読み終わってしまうものも多い中で、敢えてそれを一冊にまとめて、読み応え抜群です。たくさんたくさん売れても旅費や労力の元は取れないはずです。あまりそういう事を考えないで、楽しくて美しいことを愛おしく濃縮し、真っ直ぐ伝える事に生き甲斐を感じる尊い二人の渾身の作品『温泉浴衣をめぐる旅』をどうぞよろしくお願いいたします。お二人には、正面のカウンターに仲良く座ってもらいます、ご本にサインをいたします、もちろん販売もしていますから、どしどしお越しください。 また、今回限定でスタジオクゥ特製、旅のおまじないふきん、小冊子などのオリジナルグッズを販売します! ![]() ●柳家小春・都々逸教室「要予約、飛び入り可」 14時~1時間ほど 参加料1500円 三味線ライブの小春さんが、なんとマンツーマンで都々逸教室!贅沢です、お大尽様のようです。 都々逸って知ってますか?「恋に焦がれて泣く蝉よりも、泣かぬ蛍が身を焦がす」のあれです、ココロヤの二階座敷で文化教室をするのも夢でしていつかは小唄のお稽古もしたいんですが、今回は導入編という事で都々逸のお稽古を。例えば落語を聞いていても都々逸が出てきたりしますでしょう、知っているのと知らないのとでは聞き方が変わるんですね、一度体験してみてください。 お申し込みはこちらからどうぞ お申し込みの際には 「お名前」 「ご住所」 「携帯などのご連絡先」 をお願いします。 ![]() ●影絵芝居「へそらまめ」&鴨川志野×小倉充子トークショウ「要予約」 16時30分開場、17時開演 木戸銭2000円 鴨川志野の型紙と柳家小春の三味線、スガナミサトエのアコーディオンが織りなすおもしろ可笑しな影絵芝居。 みた事ないんです、ワクワクしています。見たかったのでお願いしました。 今回は小春さんの三味線と語りも入ったプレミアムバージョン。 リニューアルで真っ白に塗った壁が影絵にピッタリやと思います。 そしてお楽しみの後は、鴨川志野と小倉充子のトークショーです、二人ともお話が楽しいんです。ファンの皆さんには嬉しい場面ですし、初めての方もきっと二人のファンになると思いますので、いらしてくださいね。 お申し込みはこちらからどうぞ お申し込みの際には 「お名前」 「ご住所」 「携帯などのご連絡先」 をお願いします。 ![]() ![]() ワークショップ・ライブ・都々逸教室・影絵芝居&トークショウはお申し込みください。 手前味噌ですが、夢のような会やと思います、ファンの皆さん着物じゃなくても大丈夫なのでお気軽に。 手ぬぐい大好きなかたも大歓迎です、初めて着物のかたもおしゃべりをしにいらしてください。 作家さんも、業者の皆さんも、つながりの輪が広がればいいなと思ってますから、どうぞお気軽に、皆さんふるってご参加ください、お待ちしております。 |
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