住吉祭とビリケンさん |
今日は住吉っさんの夏越祓神事と例大祭。
「住吉踊」が来てくれました。小僧さんの格好をしているのは、明治の廃仏毀釈でなくなった住吉神宮寺の僧が各地を勧進した名残で、踊りはかっぽれの原型と言われています そして住吉っさんに色布献上。 ![]() これは一般的に「新モス」と言う布で、新モスリンの略「モスリン」はアラブの薄手で艶やかなウール生地の名称で、それに似せて新機軸で木綿で織ったところから、新モスです。 白いモスリンは、木綿の居敷当てにしたり裏地や肌着に使います。色モスはお地蔵さんの涎かけ、だんじり祭り、獅子の連中の腰布などに用います。 大阪では商品名が一般名詞になって「ナイス」とか「ナイスモス」と言います。問屋それぞれの商標「三ツ桃」や「ダイヤモンド」などの冠をつけて売られています、中身は同じです。 ![]() これは「ビリケンモス」パッケージは大阪色満載です。 船場の田村駒さんが発売元です、通天閣にあるビリケンさんは大阪名物ですが、実はビリケンの商標は明治44年から田村駒さんが持っておられます、先見の明ですね。 |
この記事のコメント |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
この記事のトラックバック |
| こころや日記 |
|