徒然雑記 |
残暑お見舞い申し上げます。長文失礼致します。
毎度恒例、ある日のアテ日記。 ある日。 住吉祭のお渡り。仕上がってお納めした法被をチェックしに炎天下の街道筋へ。色々あったけれど、素晴らしい渡御列を見ていたら、感無量に。 店にお神楽と住吉踊が来る。嬉しいので、昼から商店街で調達した、鱧の付け焼き、鱧のおとし、白天、蛸酢、あんぺいのおついでビールと冷酒のお祝い。 夜、私用で宝塚まで。 帰宅後いつもの店に向かい、トマトや奴でビール、冷酒、バーボンソーダ。 店の大将と夜更けまで話し込む。 ある日。 祭りが終わり一段落したので、浄瑠璃を聞きに文楽座へ。 ひとわたり外回りを済ませ、開演前に串揚屋で串カツと生ビールをやっていたところ、うっかり開演時間を半時間まちがえた事に気付く。勘定を済ませ慌てて向かう。飲んだ気がしない。 これがかかれば何を置いても見に行きたい「夏祭浪花鑑」。 住大夫さんが大好きです。何て耳に心地よいんでしょう。 太明蔵さんの御社中のだんじり囃子の賑やかさ、勘十郎さんの団七の華やかさ。 そして簑助さんの遣うお辰の、溢れる色気の神業。 素晴らしくて満ち足りた気分。 終演後良い気分のまま、串かつ「にしき」で改めて串カツを腹一杯食べる。 生ビール、冷酒。箸休めに鯨ベーコン、トマト、胡瓜もみ、鱧皮のザクザク。 酒飯中、お世話になりっぱなしの尊敬する某師匠からお誘いのメール。 合流。先輩は肉料理でビールと日本酒。それを見ながらハイボールを三杯。酔った酔った。 ある日。 友人と食事。唐揚、酢豚、野菜炒、餃子、青椒肉絲、炒飯。生ビールを三杯。 ガッツリと食べながらグビグビと飲む気持ちの良さ。 遠くで花火の音が聞こえる。 ある日。 定休日だったのでリフレッシュしに貝塚の山里へ。 朝から、ほの字の里の小さな温泉につかる。露天風呂の周りの樹にはアブラゼミがたくたんいた。 やっぱり夏はあの暑苦しい鳴き声じゃなきゃ。どういうわけだか、住吉界隈はクマゼミばかりで物足りない。 帰り際、たわわの里で、とれたて野菜を購入。 トマトと胡瓜は塩で。味が濃くておいしい。馬場茄子の糠漬は裂いて、馬場茄子は冷やして利休煮に。 日の高いうちよりDVD(座頭市)を観ながらプレミアムモルツ、白雪の純米酒をヒヤで思うさま飲む。 〆はチーズとサラミでバーボンソーダーをたっぷり。 これが次の日に残らなかった、不思議。 ある日。 繁昌亭の夜席。 開演前に明治屋で昼酒、キズシでキリンビール小瓶を、冬瓜のあんかけで冷や酒をやる、冬瓜がよう炊けてて美味しかった。 夜席は喬若さんの「ちりとてちん」 鶴二さんの「舟弁慶」 国本武春さんの浪曲、 中入後三喬さんの「鴻池の犬」。 国本武春さんは初見。すごいな!久しぶりにゾクゾクした。 終演後、友人行き付けの店「市松」に連れってもらう。 鱧の梅肉、旬のお造り、岩カキ、アコウのさっと炊いたん。 冷えた生ビールに地酒を三銘柄。 食後は岐阜の酒蔵がこしらえたと言う珍しいウイスキーを大盛で二杯。 気の良いイケメン店主。盛りが多い、魚が安くて旨い旨い。アコウがプリプリ。 二日酔い。 ある日。 花火大会の浴衣リサーチに小千谷縮でお出掛け。 現地へは行かずキタやミナミをさまよう。 リサーチのあとは、夏なのにてっちりへ。 夏なのにヒレ酒。かくれメニューが美味しい。白菜はガシガシしてたけれど、冷房を効かせた部屋で鍋って贅沢な気分になりますね。ここは安いので好きです。 〆はバーにてハイボールを三杯。夏場のハイボールってサイダーみたいにシュワシュワしてるから好きですねん。 あ、リサーチ結果です。 女性方の浴衣姿は美しい。 皆さんそれぞれ浴衣はもちろん、化粧や髪型、小物使いに個性を出してはるし。 それに比べてどうした訳か男性陣は無地が多い、黒やベージュ。 せっかくの浴衣なんやからもっともっと柄で遊んだらイイのにって思う。 まぁこれは売る側が無難なのを進めるせいなのかも知れない。 僕らがもっと提案をしなければ。 洋服の感覚では考えられない柄行きの妙と、着た時の粋さや格好よさを味わってもらわなければって思いました。 ちなみに僕の絣の小千谷は父のお下がりで、箪笥にしまいっぱなしで黄色くなったのを、そのままじゃ着れないので染め替えをしたものです。 きっとゆうに四〇年は経っているでしょう。 こんな事ができるのも、こんなに年月が経っても着れるのも、着物の良さだと思います。 |
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