振袖のお手入れ |
成人式も終わりましたね。
母(74)も振袖の着付けで当日はクタクタのようでした。「楽やし着崩れないから」と数名様よりご指名があり、張り切っておりました。 息子の私が言うのもなんですが上手い、芸歴と言うか年の功というか、例えて言えば、おばあちゃんのおにぎりでしょうか。 お召しなった振袖は、もうお召しになられないようでしたらお手入れをして、しまってください。 今日の大阪は暖かくてうららかな快晴、ちょうど今日のような晴れて乾燥した時に、帯、襦袢、振袖、帯締め、帯揚げはハンガーに吊るして、半日ほど陰干しを。 襦袢の半襟は外して洗いましょう、肌着は洗濯機に。 仕舞われる前に、汚れがないかチェックをどうぞ。襟と袖口はしっかりと、当日は晴れましたから雨シミの心配はないですが、お酒をこぼした記憶、食べこぼしはないですか?あれば汚れたところだけシミ抜きをして下さい。 汗をたくさんかかれたようならば、汗抜きを、けれど、この時期なのであまり心配はいりません、肌着までで汗は止まっていると思います。 シミがなければ畳んでタンスに。 昔からの決まりごとで、礼装からタンスの上にしまいます、普段着は下の方です。これは上の方ほど湿度が低いからと言うことだと思います。また、ウールと絹は別にした方が良いと言います。 振袖を大事にするあまり、たくさんの紙で包んでいる場合は、かえって湿気がこもりますので文庫紙だけで充分です。 箔がたくさん使われているようでしたら、紙だとくっついてしまう事もあるので、サラシ布で保護してあげてくださいね。 こころやでもシミ抜きを承っております、お気軽にご利用下さい。 ![]() |
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