旅と着物 |
旅のおり、着物を運ばれるならば嵩張りますが、文庫紙に入れられた方が、為に良いと思います。 また、トランクに入れられる場合、半分に折った山を上にすると、着物がずれて落ちる事がありません。 ![]() 文庫紙は「湿気を呼ぶからいけない」と言われる方もおられます、桐箪笥に直に着物を収納して本鬱金染で包むのが、確かにベストなのでしょうが、私はズボラなので、重ねた着物を皺にせずに出し入れする事ができません。寄った皺を伸ばすのも億劫ですから、文庫紙に入れて収納しています。 文庫紙はシンプルなものが良いようです、ウチは和紙を使っています、中の薄紙は入れていません。 変色やカビのお手入れを持って来られる方の中には、大事になさるあまり、幾重にも薄紙や中紙を重ねられられてる方がおられます。やはり通気性は大事なのやと思います。 話は戻りますが、跡を継ぎたてのころ「袋に文庫紙を畳んで入れる時、山を上にせな持って帰りはる時にズレて皺になる」と言われたのが印象に残っています。ちょっとした心掛けと心遣いて大事やなと思いましたっけ。 |
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