来週末は天満橋で「秋の音色展」です。 |
月のはじめは京へ四季折々の仕入れに上がるのが呉服屋の日々のこと。
昨日は朝から室町界隈を上ル下ル、問屋の皆さんと業界の動向の情報交換をしたり、新しい提案をしたり聞いたり。 いつも素敵な作品を出される「召しませ花」さんが西陣絣を出されていました。 ![]() 絣と云えば民芸の味わいのイメージですが、やはり西陣のものは都会的なスマートさがありますし、召しませ花さんのフィルターを通せば一層透明感のある仕上がりに。 西陣と言えば帯のイメージですが、確かな織の技術で最盛期は色んなものが織られていました、ウールや絣、そして紬やお召、子供の頃は「京の織物」をしばしば見かけていたので、ある意味懐かしいような気もします。今はいずれも時代の流れで、流通が細くなってしまいましたが。 この業界の「良き織物たち」はそうしてそのまま次々そっと儚く消えて行く事も多くて・・・。 この絣も御多分に洩れず、いわゆる西陣独自の手法で「絣を建てる」事が出来るのは数人の70代の職人さんがほとんどやそうです。ただ嬉しいことに私と同世代の職人さんが一人だけいらっしゃって、それがとてもこころ強い想いです。 軽くて、艶があってしなやかな風合いと、京のはんなりした味わいの絣を来週末からの天満橋での「音色展」でご覧頂けましたら。 ★秋の音色展 ![]() ![]() 【日時】10月12日(金)〜15日(月) 【場所】天満橋、マルゼンボタンギャラリー 参加の皆様 ◆東京より、彫金作家の、騎西屋さん ![]() ◆陶器の帯留め、go!fukuの 五福さん ![]() ◆み々弥さん ![]() ◆wa-uraraさん ![]() ◆着物さくさくさんの、ふぁんじゅ ![]() 心置きなく楽しめるメンバーみんなで力を合わせて、素敵な会に致します。 新作の秋物をこれからまたご紹介いたしますので、皆様のお越しをお待ちしております! |
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