夏越の祓 |
阪急うめだ本店でのイベントを先日賑々しく打ち上げました、ありがとうございました。
![]() ![]() 大阪はお初の、深川のバック作家さんの「月之」さんのバックが素敵でした。カッコいいお姉さん、皆様には是非お見知り置きくだされたく。 ![]() ![]() 隣のアートギャラリーには、江戸小紋のプリンス廣瀬さんが出展「伝統をしっかり継承してこその新しさ、形無しと型破りは違う」と熱く。この数年のウチに、ココロヤで廣瀬さんの会をするのが目標で、皆さんに奥深く美しい世界を知って楽しんで頂くのが夢です。その時は、どうぞよろしくお願い致します。 ![]() 気がつけば一年も折り返し、早いものですね。 二軒隣のお菓子屋さんで水無月をば。 ![]() 水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと云ふ也 皆様の平安と健康を祈念いたしまして、いただきます。 |
阪急うめだ本店「祝祭広場」に出展いたします |
阪急うめだ本店「祝祭広場」に出展いたします。
![]() 6月21日(水)より、古くて新しい暮らし 江戸センス ◎6月21日(水)~26日(月) ◎9階 祝祭広場 ※催し最終日は午後6時終了 200個の江戸風鈴が風に揺れ、夏風情 夏を涼しく気持ちよく過ごす、江戸の昔の暮らしの知恵やセンスに改めて注目。 風鈴、切子などの暮らしの道具から、大人かわいいゆかたまで。 江戸の老舗くず餅やどらソフトなど、涼菓子の屋台も登場! 24日(土)・25日(日)午後2時には文筆家で着物スタイリスト 君野倫子による 「江戸でモダンなゆかたスタイリングトークショー」 6月21日(水)午後2時ほか、 講談師 四代目 旭堂南陵による「夕涼み噺」などイベントも盛りだくさん。 ワークショップは以下の通りです。 お申込受付は、6月14日(水)午前10時より開始いたします。 ◎江戸風鈴絵付け体験 6月21日(水)午前11時~(約40分) 参加費1,620円(定員4名) ![]() ◎ゆかたの帯結びレッスン 参加無料 <りぼん結び編> 6月21日(水)午後3時~(約30分) ![]() <変り角だし編> 6月22日(木)午後2時~(約30分) ![]() <片花結び編> 6月24日(土)午後3時~(約30分) <文庫結び編> 6月26日(月)午後2時~(約30分) ◎苔玉つくり 6月25日(日)午後3時~・5時~(約45分) 参加費 2,160円 詳しくはこちら>> みなさまのご来店をお待ちしております。 |
浴衣のおはなし |
日曜日は下寺町の和紙問屋さん「カドカワ」のショールームで、着物さくさくの須賀さんと共に浴衣のお話と実演をさせて頂く機会を得ました。
マンツーマンには慣れていますが22名さん。「勉強になった」とお褒めの言葉も頂きましたが、勉強になったのはこちらの方で「伝える」ことの難しさを知りまして、次への意欲が湧きました。 なんて刺激的な一日。またの開催をお願いしまして、おひらき。皆様どうぞよろしくお願い致します。縁を繋いで下さった仲谷さんはじめ、楞川さんに感謝申し上げます。 ![]() ![]() ![]() |
夏物をご覧になるには、ちょうど良い気候です。 |
![]() 絽の蛍ぼかし小紋に、絽つづれの八寸、平田組紐の夏組。夏のちょっとヨソユキの装いです。 梅雨入りとは名ばかりですね「どうやらまだ梅雨ではないかもしれない」と朝のニュースでやっておりました。今日は夏のようなお天気でしたね。 夏物をご覧になるには、実は此の位がちょうど良い気候です。 人の気持ちは気候に左右されます、夏物商戦はどんどん時期が早くなっていますが、やはり夏の装いは今日のような気候の時期にご覧になった方が、リアルです。私どもは一月二月から仕入れに入りますが、一年で一番寒い時期に一番暑い時期の物を見るのは骨が折れるものです。気持ちを転換して、夏の開放的な気分になって見て行きます。 ![]() ![]() ![]() 四月五月のイベントでは、あまり手に取られることのなかった、寒色系の涼しげなこの子達。陳列していますと立ち止まってご覧下さるようになる、この頃です。 |
見えないところの工夫 |
![]() 弊店の帯芯は、大阪で戦前からやってはる、綿布問屋さんの別織のものを使っています。長年のノウハウが詰まった生地の、コシとハリが着姿を一層引き立てます。 「神は細部に宿る」とか、用途やお好みに応じて生地を選定して、丁寧に大切に仕立てます。 ![]() そして、と或る世界遺産の伝統芸能の方の襦袢です、腹にしっかり力が入るように設計します。毎日の舞台を気持ち良く勤めて頂きたいので、お好みや動き、姿を勘案、斟酌し、着やすく美しく、綿密に計算をして寸法を見積もり、調製します。 二つとも、見えないところのものですが、そういうものこそ、おろそかにできません。華やかなばかりが着物ではありません、衣食住の衣のつかさとして、土台をしっかりと組み立てれば、より一層輝きが増します。 |
水無月のお朔日 |
早いものですね、もう水無月です。
住吉っさんへ「お朔日詣り」 ![]() 名所「反橋」です、太鼓橋と呼び習わされています。橋桁は淀殿の寄進やそうです。 ノーベル賞作家川端康成は短編小説「反橋」の中でこう書いています。
![]() 段は急ですから確かに少しは怖いのですが、、、、 実はこれには理由があります、昭和二十年代までの反橋です。 ![]() 段がないんです。そら怖いわ。 足がかりは履物を差し込む穴のみ、、、地元の長老はよく覚えているそうで、穴から滑り落ちた下駄や草履が、濠に浮いていたと聞きました。 |
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