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柳家小春さんと舟遊び

大阪音色展、皆様方のお陰を持ちまして、賑々しく打ち上げられました事を、感謝申し上げ、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

今回は少し「応用編」とでもいいましょうか、濃厚で個性的な作家さんとのコラボをいたしました。コーディネートや魅せ方を工夫し、仕立てや柄合わせに念をいれ、個性あふれる作品を、塩梅よく調理し、一味もふた味も違う、けれども品よく、さりげなく、粋な、そんな提案を心がけました。お気に召していただきましたでしょうか。
呉服屋として誇りを持ち、一生精進してまいりますので、これからも末永くお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

22日の土曜日は夜、私が良く通っております、ミナミは法善寺横丁の「久佐久」で作家の皆さんを囲んで懇親会をいたしました。20名さま、二階の座敷を貸し切って、美味しいお料理で楽しいひとときでした、どなたさまでもお越し頂けますので、どうぞお気軽にいらしてくださいませ。

そして23日の日曜日は、江戸から柳家小春さんをお招きして、御舟かもめをかりまして、粋曲を聞きながら、大川や道頓堀を行ったり来たりの舟遊びをいたしました。

楽しく美しい着物の提案はもちろん、着物を来て出かけて頂きたい思いから、文楽ツアーや落語会、舟遊びや宴会を、これからも趣向をこらして開催いたします。弊店でお求めやない方でも、どうぞお気軽にお越しいただけましたら幸いです。



さて、いよいよ東京へお伺いします、お江戸の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。


2017.5.13(土)〜15(月)の3日間


東京、表参道「ペリーハウスギャラリー」でにて
「春の音色展」
を開催いたします

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
・ガラスの帯留「東風杏」
「kimito」の七宝焼の帯留
「ツバキ庵」モリタマミのグループカラーコンサルとコーディネート(14日・15日)

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2017-04-25 Tue 18:58 ∧top | under∨

音色展三日目

おかげさまで賑々しく初日を打ち上げ、昨日もたくさんお越しくださいまして、心より感謝申し上げます。
春うららかな日曜日、本日もお越しを心よりお待ちしております。

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新之助上布と博多の献上帯

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うらら帯

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夏の帯揚

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小倉充子

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manami、レース羽織紐と帯留

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ウエダテルオ

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松永恵梨子
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2017-04-23 Sun 10:05 ∧top | under∨

音色展整いました

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2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーでの
「春の音色展」
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ



皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

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2017-04-20 Thu 22:51 ∧top | under∨

夏きもの

「着物は暑い」と言われますが、薄物を纏えば、肌に直射日光は当たりませんし、ひんやりと風が抜けていく心地で、私は半袖半ズボンよりも好きです。と、言うよりも大阪の夏は何を着たって暑いですから「涼やかさ」という意味では、着物姿というものは、ごく「涼しげ」に見えるように思います。

薄物のご紹介です。

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「紋紗」と言われるものです、織り柄のある透けた生地で、夏着物としてお使いいたけますが「紗羽織」や「ちりよけ」にもお使いいただけます、そうすると四月から十月まで羽織れますので、なかなか重宝で気の利いたものです。

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ひんやりと「夏の大島」適度な透け感で単衣時分にも

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結城の技術でサラリと織り上げた「夏結城」軽さ、柔らかさ、質感をお楽しみください。

梱包が完了しました、たっぷり楽しんでいただけると思います。
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運搬と保管に使う、この段ボールは頑丈なんです。津々浦々を出稼ぎに、修繕しながら幾星霜。明朝、赤帽さんの軽トラで天満橋まで運び、設営を致します。

2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーでの
「春の音色展」
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ



皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
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2017-04-19 Wed 20:33 ∧top | under∨

ゆかたそろいました

注染ゆかたは、これからがが旬です

彫り終わった型紙を型枠に固定し
整理が済んだ晒布を棒に巻きつけ
糊を90センチ毎に折り返しながら1疋23メートル(てぬぐい25枚分)を
2疋3疋とムラのないよう、ズレのないように糊置きをしてゆきます
常に同じ力とバランスで糊を引くこと
細かい柄を出すために、堅めに練った糊を使うので見た目は簡単そうでも存外重く
熟練の技と根気と集中力のいる作業であります
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糊伏せの次は染めです
工場によって秘伝の調合や染料の使い方があります
職人さんの勘と経験、センスが問われる場面です
じょうろのような缶で染料を注ぎ、下からバキュームで染料を吸うてゆきます
染料を注いで染めるところから「そそぎ染め」
一度染めたものを、裏返してもう一度染めます
生地の両面が染まり、深みのある発色と柔らかな風合いになります
明治時代に大阪の職人さんが発明し、東京で発展
日本独自の染め方なんですよ
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余分な染料を落とします
工場によって、井戸水、川の水など色々です
こちらの工場は、上流の伏流水を使っておられます、清冽なお水です
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洗って脱水が終われば、干します
水を含んだ布は重いものです
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布が地面につかない高さ、1疋23メートルを折り返しますから、約12メートルの高さから干します
直径15㎝弱の丸太をスノコにした天井まで、重い生地を担ぎ梯子でのぼり
上から布を干します
見てるだけでひやりとする様な高さですが、ヒョイヒョイと干して行きはります
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乾いた布は、てぬぐいにする場合は、のして裁断
ゆかたにする場合は1疋を半分ずつ1反(12m)にして整理します

夏物が続々と仕立上がって来ております、注染ゆかたも上がってきております
注染の味わいは、他に変えがたい美しいものですが、技法由来の、柄合わせの難しさがあるのです
そこを何ともないように調製するのは、中々骨が折れ、検品の時も緊張しますが、嬉しさもまた一入です。素敵に上がりました
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お稽古用に昔ながらの生地でシンプルな柄のもの、夏らしくユカタならではの涼しげなもの、夏着物のように着こなせる変わり生地を使った凝ったもの。注染とひとくくりに言いましても、様々なバリエーションがあります。厳選して50反ほどございます。

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柔らかな、絞りゆかたも素敵ですよ。

2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーでの
「春の音色展」
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ



お越しをお待ちしております。
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2017-04-18 Tue 20:04 ∧top | under∨

春の音色展「新之助上布の墨流し」

春の音色展では「新之助上布」の綿麻の白生地の「墨流し」もご覧いただけます。

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そして、夏帯もたくさん揃いましたので、持って行きます。
「着物一着に帯三本」呉服屋のセールストークのようですが、帯周りに三種のコーデを用意すれば、着回しが効き素敵ですよ』という意味です、帯周りのコーデでぐっと雰囲気が変わります。夏帯の着用期間は、超フォーマルでなければゴールデンウイーク明けから、九月のはじめころまで。夏の帯は案外着用期間が長いのです。
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「八寸帯」

普段着や洒落着にもってこいの、八寸巾に織られたキリリとした帯地たち
帯芯を入れずに「かがり」仕立に致します(かがり仕立:税別2000円)

「博多織」が有名ですね

こちらは通年お召し頂けるものです。献上柄といわれるものから、抽象的な文様のものまで
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透けたものは大阪では五月くらいから九月の最初あたりまででしょうか
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艶があり清涼感があふれるので、合わせやすいのが特徴です。

西陣の老舗の帯屋さんの、絽の八寸帯です、大人キレイなコーデに、きっと素敵でしょう
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縞や格子、いわゆる縦横の線の着物には、唐草や流水など「曲線」を合わせるのも、お互いを引き立て合って美しいものです。

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素材感あふれる、麻や紙の帯。

「九寸帯」
いわゆる名古屋帯と言われているものです。カジュアルからちょっとヨソユキまで、染も織もありますし、色柄が豊富で着用の幅が広いのが身上です(名古屋仕立は税別8000円、夏芯仕立は税別10000円)

ポップな色目に合わせて楽しく、シックな色目と合わせて大人可愛く。
昔から「帯は妹のを締めよ」といいます。着物がシックでも、明るい帯を合わせれば、スッと華やぎます。
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伝統的な板締めの九寸、そして織の九寸。上質な染と織には、味わいと奥行きがあります、本麻の素材感を凛々しく引き立てます。

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珍しい、博多の九寸。

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艶があってしなやかな西陣の夏の九寸を締めれば、透明感を演出できます。

すぐお使い頂ける
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両面柄が可愛い「半幅帯」
仕立て上がりの「名古屋帯」も

そして今年は
「タイのパクトンチャイのシルクの帯」
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「インドネシアのイカットの帯」
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も持ってまいります。
是非、個性的で美しいコーディネートの提案をさせてもらえればと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。

2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーでの
「春の音色展」
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ


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2017-04-17 Mon 15:16 ∧top | under∨

wa-uraraさんと、manamiさん

wa-uraraさんはこの業界に長くおられますし、着物の事をよくご存知です。いろんな事を安心してお任せできる姐さんです。そんなおなじみwa-uraraさんの「うらら帯」の新作もご覧いただけます。

wa-uraraのサイト

・wa-uraraのフェイスブックページ

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結び方はこちらをご覧ください


結ぶ手間のかからない、形も作り帯の感じがしない、そしてリバーシブルと三拍子揃った使い勝手の良い帯です

それだけではないのも、wa-uraraの「うらら帯」の特徴です、北欧やアメリカのファブリック、アジアの織りをセンス良くチョイスして仕上げていますが、普通の帯では到底結びにくい素材でも、うらら帯にすることで使用が可能になります。個性的なテクスチュアで、ワンランク上のスタイリングを、着物好きな、布好きな、素材好きな皆様にオススメできる作品です。これはイタリア製のコットンジャガード生地やそうです、綺麗ですね。

そしてそんなセンスのよいwa-uraraさんが紹介してくださったのが

「manami」さん
レース編みの羽織紐を特別に作ってくださいました、去年も大好評でした。僕も大好きなので、今年もお願いをしました。
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いよいよ来週になりました!皆様のお越しをお待ちしております。

2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーでの
「春の音色展」
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(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ




に続きまして、ゴールデンウイーク明けには東京に参ります。


2017.5.13(土)〜15(月)の3日間

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を開催いたします

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・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
・ガラスの帯留「東風杏」
「kimito」の七宝焼の帯留
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2017-04-16 Sun 20:11 ∧top | under∨

音色展の個性的な面々

今回の大阪での音色展は、個性派ぞろいで濃厚にしてみました。
大阪弁でいう「シュッ」としたイベントを目指してきましたが、今回は敢えて「濃く」

小倉充子さんの浴衣は、江戸への想いが溢れていて、一瞬着るのが怖いような柄ですが、身につけると、えもいわれぬ色気が立ちのぼります。

ウエダテルオさんの「ファクトリーザジ」のアクセサリーたち、作品の紹介は本人曰く「癖があるのに華がない。さいはてアクセサリー」だそうです、確かにそんな匂いもしないこともない「いなたい」風情がないとはいいませんが、帯留にはやはり色気があります。

何で色っぽいんやろう??と考えれば、思いつくのは、二人に共通するのが『好きなことをやってるんやけど、高い技術の裏打ちがある』ことです。

ウエダテルオさんは彫金の世界での仕事は、以前から高い技術とセンスに定評のある方です。
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小倉充子さんもそうです、さすが東京芸大を卒業なさってるだけあって、確かな画力と描線があります。
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型(知識や技術の裏付け)がある人が、それをわかった上で崩すことを「型破り」、型(知識や技術の裏付け)のない人が崩すことを「かたなし」と、いうそうですね。そういう意味ではお二人は、むろん骨法を心得た上での型破りで、作品からでる色っぽさや、型破りやのに、スッと収まってしまうのは、きっとその確かな技術から来ているのやないかと。

こころやは、そんな作品たちの橋渡しを致します。

例えば、少々癖の強い食材を上手く調理をすれば、味わいはグッと奥深く豊かなように、スパイスを上手に聞かせれば、味わいが飛躍するように、呉服屋としての知識を生かしコーデという調理をして、色っぽく、美味しく仕上げて、嬉しく帰って頂きたいと思っています。

楽しんで頂けましたら、一同幸せです。

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・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
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・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ




に続きまして、ゴールデンウイーク明けには東京に参ります。


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東京、表参道「ペリーハウスギャラリー」でにて
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を開催いたします

・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
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・ガラスの帯留「東風杏」
「kimito」の七宝焼の帯留
「ツバキ庵」モリタマミのグループカラーコンサルとコーディネート(14日・15日)

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2017-04-15 Sat 16:34 ∧top | under∨

大阪に続きまして、東京表参道「春の音色展」

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「春の音色展」
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
今年のゲスト(本人来場)は
・江戸型染作家、小倉充子
・小紋作家、松永恵梨子
ファクトーザジ、ウエダテルオ

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に続きまして、ゴールデンウイーク明けには東京に参ります。


2017.5.13(土)〜15(月)の3日間


東京、表参道「ペリーハウスギャラリー」でにて
「春の音色展」
を開催いたします

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・「うらら帯」「ふぁんじゅ」
・manamiのレース羽織紐
・ガラスの帯留「東風杏」
「kimito」の七宝焼の帯留
「ツバキ庵」モリタマミのグループカラーコンサルとコーディネート(14日・15日)

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こちらもどうぞよろしくお願い致します。皆様のお越しをお待ちしております。
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2017-04-14 Fri 18:14 ∧top | under∨

いよいよ新之助上布の季節です

いよいよ、我が師匠の作品、新之助上布の季節です。真っ直ぐで丁寧な仕事の結晶です。
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綿麻生地は、たて糸に綿、よこ糸に麻を使用する「交織」の生地です
糸を作るときに素材を混ぜる「混紡糸」を使った生地とは違い、綿と麻の素材感がより際立ちます。滑らかに加工された細番手の綿糸を使うことによって本麻の生地よりも肌あたりが柔らかく、ハリ感の中に、優しい触感があります。

本麻生地は、良質の麻糸を惜しげもなく使い、丁寧に、心を込めて織られています。艶、軽さ、そして麻といえば着姿の硬さを連想されるでしょうが、新之助上布の本麻は、しっとりしなやか、体に寄り添い、はんなりとした着姿になります。

いづれも機械織です「手織りやないんや」とおっしゃるなかれ、新之助上布では一般的な機屋さんより、ずっと手間をかけられます。ちょっとのこだわりと丁寧に手間を掛けること、それが積み重なり昇華して、他とは違う作品になります。

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そして今年も「本麻襦袢地」が少々入荷しました。 天下無双、触ってみれば違いがわかります。
これとて機械織りですが、エピソードをひとつ。糸が細いので切れやすく織機から目が離せないので、師匠はこれを工場に電話のかかってこない、休日の土日にしか織られません。「もう目がしんどい」とおっしゃるほど、体を張っておられます。軽くて、清涼な着心地で、風が抜けてゆきます、艶々です。

「反物の状態で80、仕立てて、着て、水を通して、100になるように織ってます。」と、師匠から聞いたことがあります、いづれも、ここでは云い尽くせないほどのこだわりと、嘘やごまかしのない正真正銘の仕事がたっぷりつまった素晴らしい織物たち、大西實氏(私は敬意を込めて師匠と呼ばせてもらっています)の想いが詰まった「ちゃんとした」織物たちです。

音色展でもご覧いただけます。

天満橋、マルゼンボタン2階ギャラリーにて
「春の音色展」を開催いたします
2017.4.21(金)〜24(月)の4日間
open11時からclose18時
(月曜日は17時まで)

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・単衣や夏物・ゆかた・キモノに帯
・着物まわりの色々
・新之助上布の綿麻、本麻・墨流し
・千花の墨流し
・ふぁんじゅ

・うらら帯
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・manamiのレース羽織紐
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江戸型染作家、小倉充子
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・小紋作家、松永恵梨子
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ファクトーザジ、ウエダテルオ
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皆様のお越しをお待ちしております


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2017-04-12 Wed 19:16 ∧top | under∨
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