たなえりさんがいらしてくださいました |
博多の「多奈ゑり」さんがいらしてくださいました
突然のご来訪で焦るココロヤ ![]() クロ(犬5歳オス)が喜んで飛び出して行ったので 抱いています なんともしまらない姿です キモノの輪が広がって、楽しいことをたくさんできればいいな と、思っています |
大阪の白鹿足袋の「プラチナ足袋」 |
小ちゃい頃からキモノを着てるわけですが
最初は与えられた通り着るものの、色気の出る年になるにしたがって、アレンジをしたくなります。それに伴い先輩方のアドバイス(ダメだし)もチラホラと増えるわけで、その中でも印象的やったのは 繻子足袋(黒)の見た目の重さが何だか好きやなくて、白足袋の爽やかさと清潔感が好きで、しばしばはいていましたら 「大阪の商売人は繻子が基本、余程の事がない限り白足袋は履かんもんや、普段から白足袋履くのは神主さんか役者はんや」と云われた事です 理由までは聞きませんでしたけれど、そんなもんなんや・・・と まぁそれ以来白足袋は滅多と履かんようになりましたけれども あれ、理由聞いといたらよかったなぁ ま、そんなこんながあり、未だに僕は繻子足袋プラス色足袋や柄足袋派なんですが こないだは紋付を着ましたので珍しく白足袋をば ![]() で白足袋と云えば、これを愛用しております。これは、うちで古うから扱っている、大阪の老舗メーカー「白鹿足袋」のプラチナタビ。足元が至極綺麗に見えまして秀逸なんです 3150円と少々値が張りますが、華やかな昔は芸妓さんがこぞって愛用なされていたと古老から聞きましたっけ 表地は「東レパレル」という帯電防止素材のナイロンを使っています さぁ、それが安っぽくないんです 青味の白が透き通るようで、綿にはない陶器様の艶がキレイです また裏はしっかりした綿なので、すべりません 何といっても、洗濯後、乾きが早いのと アイロン無しで綺麗に形が整うのも嬉しい 決して細形ではありませんが、幅広でもなく、標準ややスッキリめのフォルムが、若干の伸縮性のある生地と相俟って 足が細く、シュッとして見えるんです そして柔らかく履きやすい 芸妓さんがご贔屓やったと云う理由もわかる気がします 五枚コハゼなので、礼装にもお使い頂けます(関西では五枚コハゼは礼装、四枚コハゼは普段用とわかれます、そうやない地方もあるそうですが) 是非いっぺんおためし頂ければと思います しかし、この京大阪では黒い繻子足袋ですが、これが江戸では「野暮天」と云われ紺足袋が基本 確かに繻子足袋ってぽってりしてるような気がしますが、東と西では着物の寸法(フォルム)も違いますから(江戸は幅狭めの丈短めでスッキリ、上方は全体的にゆったり丸め)足元の魅せ方も違ってくるのも当然やと思います(履物の履き方もそうです、東は小さめをつっかける、西はたっぷりしたのをゆったり履く) 歌舞伎に例えれば、片や「助六」片や「藤屋伊佐衛門」 最近はキモノを取り巻く情報が画一化、均一化していますから、古臭いようですが、あえてそんなローカルカラー、東と西の違いも大切にしてゆきたいと思います 色々あるから楽しい |
今さらですが年の暮れはパーチー三昧 |
去年の暮のイブイブ大阪ディープツアー
煉瓦造りの文化財の味わい深い川口の基督教会での美しい「ゴスペルin文楽」と 弁天町の名店「ふる里」での海鮮祭り忘年会は 本当に楽しく盛り上がりました 忘年会では伊勢エビ付きの舟盛りにクエ鍋はじめ食べきれないほどのお料理が次々、そしてお酒は飲み放題 五時からはじめて、気が付けば十時を過ぎていたと云う...ふる里さん、長居してすみません、楽しかったです ![]() ![]() 年末はパーティー三昧、松の内も過ぎてあれから一カ月... 夢のようです 久しぶりに黒紋付を着ました おなじみツバキ庵さんときものかぐやさんのパーティー KIMONO VANITY!! ![]() マミさんとタマキさんと。デレデレ 父のかたみです。結婚式の時に新調したそう43年目現役です (後で気が付きましたが下着(白の重ね着)がなくなっていました、どうしたんやろう) 袴は仙台平、畳表の雪駄に白足袋であります 羽二重って、柔らかくてしっとりして温かくて良いですねぇ 普段は紬や木綿、ウールが主体ですから、こうやってヨソユキの正装をすると気分が変わって引き締まりますね 年末から年始にかけて、色んなお店さんがパーティーをやってはりました それぞれコンセプトをお持ちですから、着てゆく着物のコーデの幅も広がります こうやって大阪の中だけでも、様々なキモノの華が咲いて 楽しい事がたくさんあると云うのは、素敵な事ですよね はじめて足を踏み入れるのは、なかなかドキドキするものですが キモノってヒトイロじゃないんだ、難しいものじゃないんだ 楽しいものなんやと、きっとわかって頂けると思いますし 例えば転勤などで大阪に来られた着物ファンの皆さんも 大阪のパーティーは東京と比べて随分フランクで敷居の低い距離の近いものですから 私も及ばずながらサポートしたいと思いますし どしどしお越し頂ければと思います ![]() かっこいいchokoさんと。デレデレ ![]() 村上さん、クラニスムさん、おはりばこさん、トリエさん、北浦さん 男ばっかりのひとコマ |
初春文楽ツアー、ありがとうございました |
初春文楽ツアー、二週に渡りまして昼夜と開催させて頂きました
のべ五十名の皆さまがお越し下さいまして感謝致しております 私一人での催行ゆえ、皆様にはご不便、また行き届かないところも多々あろうと思います すみません、懲りずに引き続き末永く遊んで頂ければと思います 当日の様子を写真でどうぞ どうしても私がなかなか撮れないのを お越し下さったデザイナーのkご夫妻が撮影して下さいました 感謝申し上げます (システムの不具合で画像がタテヨコになるようです、すみません) ![]() 門松 ![]() こころや受付 ![]() 1階ロビーのにらみ鯛 ![]() おかがみさん ![]() 床の上の大阪風の注連飾り ![]() 舞台額縁上のにらみ鯛 ![]() 勘十郎さんの人形の説明、左遣いは勘市さん、足遣いは勘次郎さんです ![]() 舞台下駄 ![]() 履いてはるところ ![]() 「阿古屋」の三曲の人形の手が入っています、勘十郎さんの師匠、蓑助さんの名が ![]() 阿古屋の三味線の手、やわらかい手です ![]() 勘次郎さんのご案内で舞台ツアー ![]() 舞台より客席を ![]() プチ新年会はたゆたゆにて ![]() 名物のつくね ゆったりとお正月の夜は更けてゆきます 皆様ありがとうございました |
まもなく「2014こころや初春文楽ツアー」第二弾です! |
個別にメールを送付致しました、不達の場合はお手数ですがご一報下さい
四日に第一段を開催し賑々しくおひらきになりました 「2014こころや初春文楽ツアー」 ![]() 今度は十一日に第二弾を開催いたします 東京や名古屋の皆さまもいらしてくださいますから 少々観光ガイドも含めましてご説明を申し上げます さて当日1月の11日土曜日、国立文楽劇場には10時30分にお集まり下さい。 正面入口を入ってすぐの1階ロビーのこころや特設コーナーにおります チケットはこちらでお渡しします、1枚5800円になります お釣り銭が足らないかもわかりませんので、できますればきっちりご用意いただけましたら助かります 場所はこちら 大きな地図で見る 地下鉄堺筋線、千日前線、近鉄電車の「日本橋」駅下車、七番出口を出ましたらば目の前です なんば駅からも歩けます、高島屋からなら「なんばウォーク」を経由して15分くらいでしょうか ちなみに法善寺横丁、道頓堀も間近ですよ http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201401bunraku_kaisetsu_ura.jpg ↑こちら文楽の演目の解説になります 開演は11時、「二人禿」で幕開け、春を目いっぱい堪能して下さい 10分休憩の後、大曲「源平布引滝」を約100分、たっぷりとお楽しみ下さい 終演は13:00頃、そこから30分の休憩になります ここで、お昼を召し上がって下さいね お昼ご飯は各自ご用意下さい、劇場1階には文楽茶寮という食堂もありますし、2階には売店もあります 劇場周辺には、たこやき屋さんはありますが、案外食べるところが少ないです、30分という時間も一旦外出して食事を済ませるには少し短いです、近くにコンビニはあります。どこかでお弁当を買ってらして食べはるのが、一番便利かなぁと思います 歩いて5分ほどのところには、大阪の台所「黒門市場」もあります、幕間に行って買って食べては時間的にしんどいですが、開演前やお芝居の後にどうぞ 2階のロビーにはソファーがあり、そこでお弁当を食べられますがすぐ満席になります 僕はいつも座席でとっています なんばの高島屋から歩ける範囲ですから、10時の開店と共に綺麗なお弁当を買って文楽劇場に向かう事も時間的には充分可能です 座席でお弁当を食べるのはそれなりに窮屈で、着物姿だと汚しはせぬかと気も使います 座席で召し上がるなら「食べやすいもの」がおすすめですよ たとえばおなじみこんなのとか ![]() 「とん蝶」 白むし(炒った大豆を混ぜたおこわ)に塩昆布と小梅が入っています 七味のはいったのとか、黒豆バージョンのもあります おこわなので、2つも食べればお腹いっぱい、腹持ちのいいのも好きです ちまきのようになっているので食べやすいです なんばの高島屋の地下、なんば駅からなんばウォークを日本橋駅に向かうなんば駅すぐにもお店がありますよ 「柿の葉寿司」食べやすさというところから劇場のお弁当の定番ですね 「助六寿司」もコンパクトで座席でも食べやすいかなぁと思います、大阪のおいなりさんは三角で具だくさん そういう意味ではお寿司って良く出来てますよね、そしてちょっと贅沢な、名物大阪寿司 ![]() 伝統の箱寿司です 色どり、食べやすさ、お味、うっとりします なんばの高島屋の地下には老舗の両横綱「吉野」と「すし萬」の出店があります 「茶巾すし」って云う甘くて美味しいおすしも名物ですよ 劇場案内を少々 イヤホンガイドがございます 舞台の進行に合わせて面白くわかりやすく解説してくれますので、初めての方でもより一層舞台が楽しくなります 使用料は650円、保証金が1000円これはイヤホン返却時に返ってきます 公演のパンフレット「筋書」も便利ですよ 何も言わなければくれませんが「袋を下さい」といえばくれはりますので、ご入用の方は そして一階の展示室では演目にちなんだ展示があり、楽しめます ![]() Kさん、写真拝借しました こんな感じで、ツメ人形ちゃんと戯れて記念撮影も出来ますし 貴重な展示物を見て、文楽をより一層深く理解することも出来ますから 開演前や幕間にお楽しみ下さいね 幕間が終わりましたらば 最後の幕、美しい「新口村」で泣いて下さい このお人形さんや場面は、きっとどこかで見ておられるはず たっぷりお楽しみ頂きまして、2時半頃、賑々しく打ち上げです どうぞそのままお席でお待ち下さい、お手洗いの方はお早めにお席にお戻り下さいね 終演後、締めに劇場内の別会場にて 技芸員さんによる興味深い「人形の説明」をお聞きいただいて(約30分ほど)おひらきです 終了予定は15時半頃になります 文楽の開演中は撮影禁止ですが、こちらでは、お邪魔にならない程度であれば、撮影が可能ですよ そして終わりましたらば、皆さん揃って記念撮影を致しましょう たっぷり楽しんで頂いて15時半頃、ツアーはおしまい 当日は夕方からトリエさんの三周年記念パーティーもあります 出席される皆さんはそれまで少々時間もありますから ミナミ界隈散策はいかがですか 十一日は今宮の戎さん(えべっさん)の十日戎の残り福、ふらりとお詣りなさるのもいいかもしれません どうぞディープな大阪をご堪能下さい 行き届かない点も多々あろうかと思いますが それでは皆様!どうぞ宜しくお願い申し上げます |
本日新年の初売でした |
明けましておめでとうございます
こころや、六日の本日が初売の門出 旧年中のご贔屓にこころから御礼申し上げます こころやは明治十九年の創業以来 おかげさまを持ちまして今年で百二十八回目の初売を迎える事が出来ました これもひとえに皆様のご厚情の賜物 未熟な部分も多々ありますれど、楽しい着物生活を皆さんと共にできますよう 一心精進致す次第でありますので 本年も相変わりませずお付き合いくださいませ、どうぞ宜しくお願い申し上げます 平成二十六年 こころや うららかな三が日でしたね、住吉っさんは例年以上の人出 御本殿に着くまでの混雑と行列が凄かったです でもって早速、四日に「2014大阪ディープツアー文楽編」 の第一段を開催致しました 文楽、やっぱり良いですねぇ 素晴らしかったです ご報告はまた改めまして ![]() 今年も良い一年でありますように 楽しい事をたくさんできますように |
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