秋の大阪ディープツアー開催します! |
おなじみ「大阪ディープツアー」
今回は文楽はお休み致します なぜならば ![]() 忠臣蔵の通しだからです 最初から最後まで、丸一日かけて上演されます むろん昼の部と夜の部でわかれております ですから、日にちを分けてご覧頂く事も可能です けれど、できますれば一日通しで一回でみて頂きたいんです その方が堪能できると思います そうなれば、ディープツアーで組んで行くよりも 満を持して ご自分のペースで楽しんで頂きたいので 今回はお休みすることにしました その代わり皆さんとは、初春文楽でお会いしたいなぁと思っております で、この秋はこんなのを企画してみました 島之内「たに川」さんにてお茶屋さん遊びをば致しましょう お芝居や落語でおなじみのミナミの花街 格式を誇った宗右衛門町の風情もどこへやら 関係者さんの努力が実を結びつつあるものの 昔語りで伝え聞くしっとりとした雰囲気は夢のまた夢 そんな中、ミナミで唯一伝統を守って下さっているお茶屋さんがあります テレビや新聞、雑誌でしばしばお目にかかる 島之内「たに川」さん 京とはまた違った、賑やかで華やかな大阪はミナミのお茶屋さんで 楽しいひとときはいかがでしょう 藝妓さんの舞あり、こんぴらふねふねあり 粋な女将に、はんなりとした若旦那とのお話あり お酒あり、音楽あり 文化の秋にぴったりな、エベントであります ときは、11月17日土曜日、18時より 会費、15,000円 2時間ほどのお座敷 大阪の芸妓さんと触れ合える貴重な機会です 袷で粋にお越しください 詳細は個別にご案内申し上げます 人気のイベントです、どうぞ皆さんお早めに ※キャンセルは出来かねます、どうぞご了承下さいませ エントリーはこちらまでどうぞ! またエントリー下さる際には 「お名前」 「ご住所」 「携帯などのご連絡先」を お手数ですがどうぞ宜しくお願い致します そして「お問合せ」はこちらへお願い申し上げます。 それでは皆さんのご参加を心からお待ちしておりますね! |
藝術の秋 |
「正覚寺寄席」のお知らせ
音楽、演劇をはじめ、落語にも造詣の深いご住職が 毎回中味の濃い落語会を開催なされています 今回のご出演は 露払いに笑福亭呂考さん 桂梅團治さんと、笑福亭鶴二さんがそれぞれ二席の「二人会」 ![]() 桂梅團治さんは昭和55年三代目桂春團治師に入門し、春秋(はるあき) 平成9年道頓堀中座において四代目桂梅團治を襲名なされました こっくり古風で、ずっしりと安定感のあるな高座姿 上方落語会随一の「撮り鉄」さんでもありますす ![]() そしてお世話になっています、おなじみ笑福亭鶴二さん 六代目笑福亭松鶴の末っ子弟子さんで 2010.12月には第65回「文化庁芸術祭」優秀賞を 2011.11月には第6回 繁昌亭大賞を相次いで受賞された 進境著しい噺家さんであります お二人共、上方色が横溢する噺家さんですが 梅團治さんのずっしりとした存在感、鶴二さんのはんなり華やかなほのぼのさ 風合いの違う両師匠の高座は飽くことがありません 芸術の秋にもってこいの、たっぷりとした寄席ですよ 皆様是非どうぞ 番付 笑福亭 呂好 「開口一番」 桂 梅團治 「花筏」 笑福亭 鶴二 「ねずみ」 仲入 笑福亭 鶴二 「尻餅」 桂 梅團治 「八五郎坊主」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 於、正覚寺本堂 2012年10月6日(土)開演14:00(開場13:30) 木戸銭2000円(当日券のみ、小学生以下は1000円) お問い合わせ 正覚寺 558-0051 大阪府大阪市住吉区東粉浜1丁目6-5 tel 06-6671-6229 info@syogakuji.com 正覚寺さんのホームページもどうぞご覧ください |
夏物のお手入れまとめ |
さて、九月も半ばを過ぎました
ぼちぼち夏物のお手入れをなされませ と自分にも言い聞かせてます ほっとくといつの間にやら年末になって思い出すってこともままあります ずぼらはおしゃれの大敵です 正絹の絽や紗は、丸洗い、汗とり、衿元袖口のシミヌキ、などを着用回数や汚れに応じてお出し下さい 汚れてないようでも、夏物は特に汗が生地と反応して黄ばみの原因になったりしますから 汚れや行動を思い出しながら、上記のような方法をチョイスなさってお手入れ下さいね 「こんだけ着て、汗かいて、お酒こぼして。。。。。」 例えばそんな情報が案外キーワードやったりもします 薬局でベンジンを買ってきて、ご自分でなさる方法もあります コツはたっぷり揮発を使う事、らしいですが、僕は成功した事がありません 結局「輪じみが出来たー、何とかしてー」って悉皆屋さんに泣きついてます 麻や綿は 1.ご自宅で洗濯 桶に水を張って押し洗い、洗濯機の手洗いモードで水洗い ごく軽く脱水を掛けて、濡れたまんま物干竿に吊って「手のし」や生地を伸ばしながら陰干し 若干の縮みはありますが、綺麗になりますよ 浴衣は糊を効かせ当て布でアイロン、縮み等は畳んでそのまま保管 2.信頼できるクリーニング屋さんに出す どういうわけか有名処の大手さん、着物高くないですか そのわりにイマイチなような気がするのは僕だけですか? 偏見かもしれません、ごめんなさい、今はもっと進化してるかもしれませんけど (小千谷のしぼを綺麗に伸ばされてショックやったことが一度あるからかもしれません) 例えば地元で古くからやってる(洗濯もドライクリーニングも自分とこで)ようなところの方が 安いし安心なような気がします 風合いを残したい方はドライを、水洗いはやっぱり綺麗に汚れが落ちますよ 僕も地元のクリーニング屋さんに出しています、重宝してます ウールも麻も綿も、ゆかたも綿入り半天も出しています 3.悉皆屋さんで丸洗い、値段は若干かさみますけれど完璧ですね 今回は私物の、珍色の絣の小千谷をうちの悉皆屋さんに洗ってもらいました けどたくさん汚れてたので高くつきました12600円 普通で9450円くらいはすると思います はい高いです、ごめんなさい でも58年間、ウチはずっと同じ悉皆さんが回ってきてくれています 当年とって76歳、そんな長い間失敗もなく黙々と良い仕事を提供してくれてはります お安い悉皆屋さんは探せばあるでしょうが、やっぱり信頼関係が強いのです もちろん仕上がりは完璧ですよ、本当にいい仕事をしてくれる悉皆屋さんなんです でもネットやよそさんではお安い丸洗いもありますでしょうから どうも小千谷くらいならそれでいいかも知れませんし そこはあれこれご検討なすって下さいね (ただ、値段の上下にはそれなりの理由もあります、安くていいところも、高うてイマイチなところもあるのは世の常ですから、なるべく良くお調べになってくださいね) あ、クリーニングやさんでドライで6000円くらい出しはるんやったら 悉皆が断然オススメですよ まぁどうぞご参考までに 来年も素敵な夏物生活ができますように |
一年先までのココロヤのスケジュールをば |
10月中旬(19金,20土,21日)
・秋のココロヤ新作会 「オフィストリエさんとの二人会」 11月(17日土曜日) ・大阪ディープツアー キモノでお茶屋遊び、島の内のお茶屋「たに川」さんにて 12月(日程最終調整中) ・こころやギャラリー 小倉充子さん、すずめのトランクさんとエベント ・キモノでしっぽり忘年会 キモノは別腹のひよささん、うにささんの本「召しませキモノ」出版記念どんちゃん騒ぎ 1月 ・大阪ディープツアー 初春文楽観劇とバックステージツアーと新年会 4月(20土、21日、22月) ・東京でギャラリーを借りて三人展 西荻窪ギャラリーがらんにて、こころや、東風杏、みみ弥で「音色」展 5月 ・大阪ディープツアーinトーキョー 文楽観劇と江戸情緒 ・夏のココロヤ新作展 「音色」展を大阪で 6末か7月 ・大阪ディープツアー ユカタでお出かけ こんな感じでやって行きたいです お商売より、お遊びの方が多いのは内緒 大丈夫かココロヤ どうぞよろしくお願いいたします |
気温と服装の関係 |
和の世界は、我が国の季節のうつろいに則って
さまざまな表現をしてゆくのが、ひとつの美学 呉服の世界も例に洩れず、たとえばこの時期なれば、渋めの単衣の着物に 帯は枯色、小物は紅葉や銀杏を濃き交ぜて、来る秋の豊かさを見立てるわけですけれど 実際今日の気温は34℃、全く真夏でありまして 普段着として楽しむには、世上の洋服はまだまだ半袖やTシャツなように 麻や綿をまだ着るのもむべなるかなであります 四季と着物の関係は、インターネットでも調べればたくさん出てきますが ちょっとこういうものを見つけまして 我が和装の世界と対応してみました どうぞご参考までに 26℃以上、半袖 21℃~25℃、長袖 16℃~20℃、カーディガンなどで重ね着 12℃~15℃、セーター 7℃~11℃、コート 6℃以下、コート+マフラー コートやブーツは、最低気温が10℃になった頃を目安にするとよい 最低気温が5℃になったらマフラー、手ぶくろを使う やそうです、これを和装にあてはめると 26℃以上、単衣物(30℃以上は薄物) 21℃~25℃、袷やウール、木綿(薄羽織、塵よけ) 16℃~20℃、羽織や道中着、塵よけを重ねる 12℃~15℃、厚手の袷や木綿、ウールに羽織物 7℃~11℃、防寒肌着をつける 6℃以下、コートやショール コートやネルの足袋は、最低気温が10℃になった頃を目安にする 最低気温が5℃になったらショール、手ぶくろを使う もちろん、個人差はありますでしょうが こうやって明日の天気予報の予想気温を見ながら着るものを決めるというのも たとえば、そうすれば11月に単衣を着ることもあるかもしれませんが 無理して袷を着て汗みづくになるよりも ずっと楽にお召頂けるんやないかと、合理的なんやないかなぁと 僕らは日本の伝統をつなぐ立場の人間ですが 普段に着物をお召頂くならば、こういうスタンスも必要やと思います |
本が出ますよ |
さよなら夏さんありがとう
今日からキモノは単衣やけど無理 まだまだ絽を着ます、でも帯は羅はよして渋目の色合いの物を 長月のお朔日 こんにちは秋さんよろしくね、冬に向けて素敵なキモノをたくさん揃えようそうしよう 住吉っさんへお朔日詣りをば 空が少し高くなりましたね 雲の形も秋めいて 何よりも日暮れがすっかり早くなりました ![]() さて おなじみ「キモノは別腹」のひよささんとうにささんが本を出しはります じゃーん ![]() 召しませキモノ amazonでは先行予約をしていますから、皆さんどしどしお申し込みを 詳しくはこちらをば 発売日は2012年9月15日やそうですが、店頭発売は地域によって多少差があるようで 東京の紀伊国屋本店&南店、三省堂本店、東京の丸善などでは9月13日の夕方 東京近郊、関東地区、大阪、京都、名古屋などは14日、 沖縄、北海道などは15日になりそうな気配やそうです そして詳しくはこちら「キモノは別腹」をご覧くださいね 皆さまどうぞお楽しみに! そしてこぞってお求めを! |
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