ご挨拶を |
皆さん今年もお世話になりました、本当にありがとうございました。
ココロヤは先ほど本年最後の営業を打ち上げました。 夕方からは掃除と陳列替えをしました。 お正月にちなんだ御目出度い柄ゆきの着物を飾ったり、お決まりの門幕、門松、餅花、柳樽、屠蘇器、お鏡、注連縄を供え、清らかに年神様をお迎えする仕度をしました。 ココロヤは元旦から三日まで営業を致します、吉例の初売りです。 縁起の良い、初絹をご用意してお待ち申し上げております。 住吉大社に初詣にいらしたら、どうぞおついでにお立ち寄り下さいね。 住吉界隈は大社でカウントダウンの人達でざわついてきました、僕はこれから鴨鍋そばをこしらえて一杯やります。 お詣りは早朝に。 それでは皆さんどうぞ良いお年をお迎え下さいませ。 ![]() ![]() |
お買い物 |
いよいよ押し迫りましたね、商店街はえらい人、えらい人。
お漬物屋さん、お餅屋さん、蒲鉾屋さん、魚屋さん、八百屋さん、肉屋さん、花屋さん、お惣菜屋さん、豆腐屋さん、行列ができてて活気にあふれています。 通りすがりのお買い物のオッチャンが「賑やかな粉浜商店街てエエもんやなぁ」て言うてはりました。 僕もそない思います。 ついついつられて色んなものを買いました。 楽しいな。 |
伊勢木綿 |
ご好評を頂いております、桃葉さんとキモノは別腹さんの伊勢木綿のオリジナルバージョン
年内で専売を終了致します、これからはいろんな呉服屋さんにひょいっと出たりすると思います。 そのときは、ココロヤとキモノは別腹さんと桃葉さんの事を思い出して下さいね。 もちろんココロヤのオリジナル柄としてこれからも絶賛販売中です 追加の織り出し、新柄だってあるかも知れませんので皆さんどうぞ宜しくお願いいたします! ![]() |
つぶやき |
ひゃ
大阪にも雪です! 皆さんにとって素敵な夜でありますように。。。 僕は、晩御飯を頂いたあと百合根を茹でたのんを梅干と和えて燗で一杯頂いて 只今年賀状を書いています、風情もなにもありませんが。 |
ロマチカ |
ツバキ庵のマミさんとかぐやのたまきさん主催の1219キモノロマチカ@emmeに行って参りました。
華やかで美しい着物姿の皆さんが百名近くも集まってはりました 壮観でしたねぇ 皆さんの素敵に晴れやかなお姿と、ウキウキとしてらっしゃる風情を見るにつけ 僕もなにか発信したいなぁと思いました その時は是非宜しくお願いいたします 「日比野琴ノヒビノコト」の琴さんから頂いた写真です 美人に囲まれたハーレム状態でデレデレ。。。。。。恥ずかし過ぎます。 ![]() お隣は春の伊勢木綿のイベントの時、かわいいかわいい帯留でお世話になった「東風杏の三品さん」です、綺麗な本友禅をお召しでした、はんなり。 |
誓文払い |
牧村史陽編の「大阪ことば事典」より
セェモンバライ【誓文払い】(名) 十月二十二日の恵比須祭を中心に行われる商家の蔵ざらえ。廉売デー。センモンバライと訛っていう。 略して セェモン。 商人が平素の利得の罪ほろぼしのために、この日に限って、特に品物を安価に売って、神仏に謝罪しようとしたことから起ったといわれる。 傘さして雨の誓文払かな 雑誌『番傘』に見える川柳に、 誓文でさしづめ要らぬものも買ひ 出雲屋へ来て誓文を包み替へ 誓文払一日男世帯なり 誓文や押され押されて買ひもせず はぐれたるまゝ誓文を通りけり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 商店街は十九日まで歳末大売出し、クリスマスのBGMが年末気分満載です。 そしてこころやは年内一杯毎年恒例の「誓文払い」を開催中です! 正絹物を中心にウール、木綿、和装小物をお買得価格でご提供中です。 お正月の晴れ姿のお忘れ物はございませんか? 師走の慌ただしい日が続きますがどうぞご一服がてら遊びにお越し下さいませ。 ちなみに年内は大晦日まで営業致しております。 新年の初売は元旦と二日と三日。 四日から六日まではお休みを頂きまして、七日から通常営業となります 住吉っさんに初詣にお越しの際はどうぞお立ち寄り下さい。 ![]() |
写真色々 |
あの「すずめのトランク」のマカリンさんのブログ「ヲチコチニ~まかりんの雑記帳」に
可愛い可愛いひよこ縞のコーデが!! そしてひよささん、うにささんの「キモノは別腹」に ●こんなお姿や ●こんな取り合わせが!!! 何て素敵なんでしょう! 伊勢木綿は「こころや通販」で好評発売中でございます。 |
写真色々 |
「伊勢木綿とかわいいコモノたち」お買い求め頂いた作品たちが仕立て上がって、続々と皆さんのもとにお嫁に行っています。
嬉しくてありがたい事に、写真を送って下さったりして冥利に尽きます。 やっぱりかわいいなぁ。 「キモノは別腹」のひよささんプロデュースの『萌黄縞』です。 ![]() ![]() 翡翠色の半襟がかわいさ倍増です! 追っかけ仕立てにしたので、まるで絵羽のように動きが出て差し色が効果的でしょ。 爽やかで可愛くて、素敵すぎます!! 嗚呼嬉しいな。 Aさんありがとうございます。 |
しみぬき |
丁稚さんの頃から付き合いのある、京の悉皆屋さんに頼んでいます。
僕のおじいちゃんが気に入って、いまの悉皆屋さんが大手のお店から暖簾分けして独立しはっても、引き続きお願いしています。 もうかれこれ60年ほどきてもらっています。 月曜日と金曜日の午前中に来てくれはります、生き字引みたいな存在です。 昔ながらの職人気質の方ですし、仕事はしっかりしはります。 おかげ様で大きな失敗もなく、お客さんには喜んでもらっています。 ただ、良い仕事をしはる分、値段はしっかりしています。 かんたんなシミで2100円ほど、大きなしみだと6300円、丸洗いはしみぬきも含めて9450円から12600円が、うちがお客さんにお願いするだいたいの相場です、これでもかなり利益は薄くしています。 ネットで検索しはったらわかると思いますが、相場よりは随分お高いはずです。 有難い事に、遠方からも悉皆をお持ち下さる方もおられるのですが、そんなこんなであまりお受けしない方がイイんやないかと思う事もありました。 浮気をして低価格の悉皆屋さんにお願いした事もあります。 でもお客さんから、低価格の悉皆屋さんへのクレームをちょこちょこ聞くようになったり、僕自身も試してみましたがイマイチな上がりやったりすることがおおくて。。。。。 もちろん安くても良い悉皆屋さんは、きっとあると思います。 でも僕は最近その古くからの悉皆屋さんに戻っています。 しみ抜き代がかさむのは、頭の痛い話です、僕でもしんどいなぁと思う事ありますもん。 でも後々の事を考えたらやっぱりその悉皆屋さんに出します、仕事をきっちりしてくれはるし、あとになって見えないしみが出てきたってこともありませんから。 悉皆は奥の深い技術です、大切なお着物を長くお召し頂く為にも悉皆屋さんのチョイスは大切やなぁとも思います。そういう意味ではウチの悉皆屋さんは頑固に昔と変わらぬ技術を提供して下さっているので、まぁこのデフレでなおかつ情報量の多い時代に遅れているといわれればそれまでですが、貴重な存在やと思っています。 悉皆屋さんは七十代の後半にならはりました、いつまでもいつまでも元気でいて欲しいと心から思ってるんです。受け継がなアカンこともまだまだありますしねぇ。 |
はんてん |
昨日の夜は大嵐、うって変わって今日の朝はうららかな快晴。高台からは茅淳の海や明石海峡、六甲の山々に淡路島まで見れ、とっても綺麗で気持ち良かったのに今は大風と冷え込み、移ろう気候について行けませんよぅ。
この時期は結構寒暖の差がありますでしょう、店頭に「はんてん」を出していますが、寒くなれば売れて、暖かい時は忘れられてしまうんです、えらいもんですねぇ。 「はんてん」と云えば、今や既製品が当たり前ですが、以前は着古した銘仙や木綿の生地等を仕立て直して、それぞれの家庭で手作りをされていました。 手作りはイイものですが、畳の部屋で生地を広げて綿を詰めて行く作業は、綿ほこりも立つし、着物のお裁縫ほどではないですけれど、なかなか手間もかかるので、昭和四十年代に大手メーカーが手作りの風合いはそのままに久留米絣を用いた既製品の袢天を販売し始めたときは手間いらずだと一大ブームになったそうです。それこそ「飛ぶように」売れたそうですよ。 日用品なので出来るだけ安く提供したいと云う事で、メーカーも問屋も、僕ら小売屋も薄利で販売していました、いまはもう「飛ぶように」売れるわけではありませんが、それでもみんな少しづつ倹約していまだに薄利で、大抵のお店で3000~4000円程で売っています(こころやは2940円です)。 ちなみに中国製が980円とかで売っていますが、綿の入れようや縫製が全然違います、一目瞭然です。 縫子さんも高齢化して、この先どうなるかわかりませんけれども、それこそ「呉服屋の良心」みたいな商品なので、いつまでも残っていて欲しいなぁと思います。 最近またちょっと復活のきざしです、灯油が高いからでしょうか、エコだからでしょうか。 「ゆたんぽ」が復活しているのを思うと、古き良きものが見直されているのかも知れませんね。 ![]() |