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伊勢木綿

10月中旬に伊勢木綿のイベントを開催しようと思います。

実は着物ブログの東西両横綱「桃葉さん」「ひよささん」が新作の柄のイメージ出しをしてはりまして。。。
イベントでお披露目するのに、そろそろ色とか柄のチェックや最終的な詰めが必要なので、まずは桃葉さんと二人で臼井織布さんに伺ってきました。

じっくり打ち合わせ。

可愛いのが出来そうですよ~やっぱり伊勢木綿は素敵ですね。

楽しみです!

夕方打ち合わせを終えて、桃葉さんがお知り合いに教えてもらったという駅前のヤキトン屋さんに入りました。

ディープな昭和の雰囲気で素敵でした。

一口サイズの小振りなヤキトンを盛り合わせで40本。胡瓜の漬物(5切入り)を4皿とらっきょう(5粒入り)を1皿。
ビールの大瓶1本、小瓶1本。
そして赤いブドウ味のシロップを入れた赤い焼酎を2杯(皆さんこれを呑んではりました、闇市か!って突っ込みたくなりました、でもなんかイイんです)。

それだけ頂いて、お腹一杯になって、お勘定してもらったら、〆て2600円。

1人あたま1300円。
すごい。

メニューには値段が書いてなかったので、いくらかわからないですけれども安過ぎて計算がわからない。素晴らしい!

嗚呼、津に行く楽しみが増えてしまいましたよ。

ビバ!津!!
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2010-08-27 Fri 06:51 ∧top | under∨

お地蔵盆

ココロヤの南側にある「親子地蔵」さんでお地蔵盆が始まりました。

今日は行者さんが見えられてご祈祷をしてくれはりました。

明日、たくさんのお供えものを(果物、野菜、お菓子など)子供たちに配ってもらいます。
この時は、お線香やお灯明のお世話も子供たちにやってもらいます。

一年に一回のこの儀式が、子供の頃えらい楽しみでした、結構な額のお駄賃もくれはりましたしねぇ。

平成生まれの子供たちも楽しそうです。

これが終わったら、浴衣を片付けます。
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2010-08-23 Mon 18:05 ∧top | under∨

秋の気配

特岡地の注染浴衣で開襟シャツを拵えたのをしばしば着ています。

通気性が良く洗濯も楽、染めも映えるし機能的です。
但しフォルムが何だか昭和。襟の大きさ、丈の長さ、胴回りの絞り具合、袖の長さ、微妙な加減で着姿が随分変わるものですね。

こういう勉強も必要やなぁと痛感しました。

昨日はかわゆらしいかわゆらしい柄行きの結城の九寸名古屋帯のお嫁入りが決まりました。締めやすくて、合わせやすくて、器量良しでとても親孝行な子です。これから仕立てをして、お嫁に出しますが、きっと甲斐甲斐しく働いてくれることでしょう。

今は気温が一年で一番高い時期ですが、秋の心が少しずつ。紬や襦袢、帯、ゆるぎに帯揚げ。
そろりそろりと秋色を揃えはじめています。

まだまだ夏物でないと、到底お出掛け出来そうにありませんが、少し小物に秋色の風情を感じさせるのが、やはりお洒落ですね。

日が暮れるのもだんだん早くなってきたし、夏がこうして過ぎて行くのは何だか寂しい気がしますけれど、これから迎える季節は本当に着物が美しく映える時候ですから、どしどし素敵な着物生活を楽しんで頂ければと思います。

それにほら、実りの秋。
新米に新酒、山海の酒肴。

そして藝術の秋。
笑福亭小つる師匠の、六代目枝鶴襲名披露。
勘三郎丈の御城西の丸での中村座。
そして浄瑠璃。

着物でお出掛けなイベントが盛り沢山!
楽しみですねぇ~。
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2010-08-22 Sun 14:09 ∧top | under∨

徒然雑記

残暑お見舞い申し上げます。長文失礼致します。
毎度恒例、ある日のアテ日記。

ある日。
住吉祭のお渡り。仕上がってお納めした法被をチェックしに炎天下の街道筋へ。色々あったけれど、素晴らしい渡御列を見ていたら、感無量に。
店にお神楽と住吉踊が来る。嬉しいので、昼から商店街で調達した、鱧の付け焼き、鱧のおとし、白天、蛸酢、あんぺいのおついでビールと冷酒のお祝い。
夜、私用で宝塚まで。
帰宅後いつもの店に向かい、トマトや奴でビール、冷酒、バーボンソーダ。
店の大将と夜更けまで話し込む。

ある日。
祭りが終わり一段落したので、浄瑠璃を聞きに文楽座へ。
ひとわたり外回りを済ませ、開演前に串揚屋で串カツと生ビールをやっていたところ、うっかり開演時間を半時間まちがえた事に気付く。勘定を済ませ慌てて向かう。飲んだ気がしない。
これがかかれば何を置いても見に行きたい「夏祭浪花鑑」。
住大夫さんが大好きです。何て耳に心地よいんでしょう。
太明蔵さんの御社中のだんじり囃子の賑やかさ、勘十郎さんの団七の華やかさ。
そして簑助さんの遣うお辰の、溢れる色気の神業。
素晴らしくて満ち足りた気分。
終演後良い気分のまま、串かつ「にしき」で改めて串カツを腹一杯食べる。
生ビール、冷酒。箸休めに鯨ベーコン、トマト、胡瓜もみ、鱧皮のザクザク。
酒飯中、お世話になりっぱなしの尊敬する某師匠からお誘いのメール。
合流。先輩は肉料理でビールと日本酒。それを見ながらハイボールを三杯。酔った酔った。

ある日。
友人と食事。唐揚、酢豚、野菜炒、餃子、青椒肉絲、炒飯。生ビールを三杯。
ガッツリと食べながらグビグビと飲む気持ちの良さ。
遠くで花火の音が聞こえる。

ある日。
定休日だったのでリフレッシュしに貝塚の山里へ。
朝から、ほの字の里の小さな温泉につかる。露天風呂の周りの樹にはアブラゼミがたくたんいた。
やっぱり夏はあの暑苦しい鳴き声じゃなきゃ。どういうわけだか、住吉界隈はクマゼミばかりで物足りない。
帰り際、たわわの里で、とれたて野菜を購入。
トマトと胡瓜は塩で。味が濃くておいしい。馬場茄子の糠漬は裂いて、馬場茄子は冷やして利休煮に。
日の高いうちよりDVD(座頭市)を観ながらプレミアムモルツ、白雪の純米酒をヒヤで思うさま飲む。
〆はチーズとサラミでバーボンソーダーをたっぷり。
これが次の日に残らなかった、不思議。

ある日。
繁昌亭の夜席。
開演前に明治屋で昼酒、キズシでキリンビール小瓶を、冬瓜のあんかけで冷や酒をやる、冬瓜がよう炊けてて美味しかった。
夜席は喬若さんの「ちりとてちん」
鶴二さんの「舟弁慶」
国本武春さんの浪曲、
中入後三喬さんの「鴻池の犬」。
国本武春さんは初見。すごいな!久しぶりにゾクゾクした。
終演後、友人行き付けの店「市松」に連れってもらう。
鱧の梅肉、旬のお造り、岩カキ、アコウのさっと炊いたん。
冷えた生ビールに地酒を三銘柄。
食後は岐阜の酒蔵がこしらえたと言う珍しいウイスキーを大盛で二杯。
気の良いイケメン店主。盛りが多い、魚が安くて旨い旨い。アコウがプリプリ。
二日酔い。

ある日。
花火大会の浴衣リサーチに小千谷縮でお出掛け。
現地へは行かずキタやミナミをさまよう。
リサーチのあとは、夏なのにてっちりへ。
夏なのにヒレ酒。かくれメニューが美味しい。白菜はガシガシしてたけれど、冷房を効かせた部屋で鍋って贅沢な気分になりますね。ここは安いので好きです。
〆はバーにてハイボールを三杯。夏場のハイボールってサイダーみたいにシュワシュワしてるから好きですねん。
あ、リサーチ結果です。
女性方の浴衣姿は美しい。
皆さんそれぞれ浴衣はもちろん、化粧や髪型、小物使いに個性を出してはるし。
それに比べてどうした訳か男性陣は無地が多い、黒やベージュ。
せっかくの浴衣なんやからもっともっと柄で遊んだらイイのにって思う。
まぁこれは売る側が無難なのを進めるせいなのかも知れない。
僕らがもっと提案をしなければ。
洋服の感覚では考えられない柄行きの妙と、着た時の粋さや格好よさを味わってもらわなければって思いました。
ちなみに僕の絣の小千谷は父のお下がりで、箪笥にしまいっぱなしで黄色くなったのを、そのままじゃ着れないので染め替えをしたものです。
きっとゆうに四〇年は経っているでしょう。
こんな事ができるのも、こんなに年月が経っても着れるのも、着物の良さだと思います。
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2010-08-14 Sat 17:53 ∧top | under∨

襲名披露

笑福亭の大きな名跡が復活です!

笑福亭小つる師匠が「笑福亭枝鶴」を六代目として襲名なさいます。

幕開けは文楽座です。

襲名披露興行

金丸座や東京、繁昌亭でも襲名披露があります。
重量級の笑福亭の御一門勢揃いに、春團治師匠と豪華出演陣。
どうぞお見逃しなさいませぬよう。

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2010-08-06 Fri 13:53 ∧top | under∨

神輿渡御

堺は鉄砲鍛冶の火縄銃の祝砲で渡御列が出発。
馬上には一本歯の高下駄を履いた道中を清める猿田彦、続く馬上には美しい朱の夏の装束の権宮司、鎧姿の武者頭。
あとにはいかめしい武者行列と狩装束の堺の鉄砲の方々が通過。
打って変わって直垂姿の楽師の行列と白塗りに天井眉の牛若丸のような姿の夏越女が人力車六台に分乗。

講ごとの高張提灯も綺麗です。

朱の高頭巾に白地波柄の法被は港住吉の太鼓台のご連中、続いて天神講の獅子神楽の大行列、さすが天神講立派なり、世話人の方々の紋付袴の素敵な事!続いて地元の太鼓台、船神輿が通過

去年に勝る華やかさ、素晴らしい!

人力車にお稚児、続いてご鳳輦。白馬のご神馬に続き、馬上は権禰宜と権宮司。
人力車三台に正装をした神楽女。
そして最後に住吉神輿講、たくさんの輿丁の担ぐ大神輿が勇壮に行き過ぎて行きます。
後には平編笠に裃姿の総代や御神酒講の方々が30名程。

濃緑の夏装束の権禰宜が馬に乗りしんがりを務め、ゆうゆうと過ぎて行きました。

ツイッターでのつぶやきを転載しました。
去年に勝る大行列、素晴らしかったです!

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2010-08-02 Mon 22:26 ∧top | under∨

夏越の祓

昨日の夏越の祓の神事は、仕事で伺えなかったので、住吉っさんから頂いた人の形代の紙に息を三度吹きかけ、体を撫で、名前と歳を書いてお納めしました。
唐櫃に入った僕の分身が茅の輪をくぐることによってお祓いを受けるしくみです。

今日は葉月のお朔日、開店前にお朔日詣り。
二時から始まる、堺は宿院の頓宮までの徒歩行列のお渡りは住吉っさんの神さんの出御を松ばかりです。

写真は撮っていません。神さんの事は写真に納めたら畏れ多い気がします。

獅子神楽の偽物が来ました(笑)
住吉っさんのオフィシャルじゃないやつです、遊芸稼ぎの老人三人の門附芸でした、
不覚にもご祝儀を渡してしまった。。。
まぁこれもお祭りのうちです。今時こんなのも珍しいですもん、エエもん見せてもらいました。
味があるので騙されても笑えますよぅ。
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2010-08-01 Sun 12:54 ∧top | under∨
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