こっそり |
こっそりツイッターをはじめています。
おとといのつぶやきです。 5:16 AM May 24th Keitai Webから「おはようございます!顔が酒後のパンパン」 ※前日2時まで呑んでいて、びっくりするほど顔がむくんでいました。 7:10 AM May 24th Keitai Webから「名古屋に向かう電車なう。雨が止んで良かった。名古屋駅周辺で昼御飯、名物で一杯呑めるようなところはおませんやろか?」 ※大阪は止んでいました。けれども名古屋は土砂降りで、塩沢を着ていたのですがこれがあとでえらい事に。。。。。 12:10 PM May 24th Keitai Web「小倉チーズトースト(朝食)余りに奇抜な組み合わせに注文を挫折。ひつまぶし(昼食)大行列に挫折。只今手羽先で一杯。」 12:59 PM May 24th Keitai Webから「手羽先の胡椒の粉が効きすぎてくしゃみが止まりませんでした。有松板締絞は愛しい程美しゅうございました。只今伊勢へ向かう車内です、次は伊勢木綿の織元へ。」 行きの車中で携帯から「食べログ」を調べまくっていたら、充電があれよあれよとなくなり、ここで携帯の電源がアウト。 喫茶店で朝食をとったあと、有松の「張正」さんへ。 板締絞りの美しい事!魅入ってしまい、ボーッとしてしまいました。 少々仕入れ、綺麗な反物が在庫切れだったのを、来週に染めはるとの事で、予約。 名古屋駅に戻り「ひつまぶし」で一杯と思いのほか、凄い行列で諦めました。 暴風雨の中、大きな和傘を差して歩いたものの、どうしても裾に雨がかかり、塩沢が縮んでクチャっとなって焦りました。伊勢木綿を着れば良かった。。。。 昼食を済ませ津へ。 伊勢木綿でおなじみの「臼井織布」さんに行くわけですが。 詳しくは「桃葉」さんのブログに詳しく。。。。。 ズボラしてごめんなさい。 ひよささん、うにささんの「着物は別腹」さんともお会い出来たし。 〆のゴハン食べでは「メイ」さんとも再会できましたし。 とてもとても濃ゆい一日でありました。 この濃さは、僕のつたない文章では表現出来ません。 さて、この秋どうなりますやら。。。。 僕は、ココロヤはどこに行くのでしょう。 こんな皆さんとの出会いは、たくさんの刺激があります。 粉浜のごく普通の呉服屋がいまサナギから脱皮しようと必死でもがいています。 着物に愛をもって下さっている皆さんの気持ちにお応えするのが僕の仕事です。 小さな小さな店なのと、ズボラな僕が店主でいる限り、こころやが急に大輪の花を咲かせる事はきっとないですけれど、少しづつ、でも一歩一歩育って行ければと。 ありがたい限りです。 で、これは僕の思い込みかもしれませんが、桃葉さんも、ひよささんも、うにささんも、めいさんも、まるで旧知の仲のような感じでお話させてもらう事ができたんです、みなさんが大きい心で迎えて下さったのは勿論の事、これはきっと「キモノノカミサマ」のお蔭だと思っています。 難しい事を書きましたが、ま、結局すごい楽しかったと云う事で。。。。。 難波に着いたのが10時前、そのまま千日前の「丑寅」で酢の物数皿とお酒で余韻にひたりました。 僕の「酢好き」を見抜かれて「氷頭の酢漬」をサービスで下さって。 嬉しかったなぁ、それで一杯増えました。 呑み過ぎなのは承知していますが、お酒って本当に美味しい。 |
ああ幸せ |
昨日は5時にお仕事終了。
5時半、お世話になっているご住職にお誘い頂いて、島ノ内の「故郷羊肉串焼店」へ、羊肉串焼、饅頭、皮蛋などで生ビールと老酒。 7時、トリイホールで「二の会」前座は二乗さん(阿弥陀池)、手伝いは飛梅君、我が鶴二師(稽古屋)、染二さん(皿屋敷)、米二さん(青菜)、お囃子は和女おっしょはん。 鶴二さんの稽古屋、良かったなぁ。 8時半、終演。畏れ多くも打ち上げにお誘い頂く。 9時、和民。生ビール3杯、目の前にあった色々を少々つまむ。 10時半、打ち上げを失礼する。 11時、宗右衛門町の「勘十里」に連れってもらう。 銘柄は忘れましたが、27年熟成させた素晴らしい味と香りのウイスキーを頂く、そしてまた別のウイスキーも美味しゅうて、〆はハイボール、これもまた美味しゅうて、普段は日本酒一辺倒ですが、こんな素晴らしいお酒が世界にはあるんやと感動。 またお店が素晴らしい、大人のミナミがありました、通りの客引きの雑然が嘘のよう、素敵な素敵な時間。 隣に座られた方が、天ぷら屋さん「若松」の大二郎さんで、しばらくご無沙汰していたのを詫び、しばしお話。マスターとは仲良しのようで、それがきっかけで打ち解けて和気藹々。 2時、幸せ気分で帰宅。 |
入荷です |
「絹芭蕉」の白生地を入荷しました。
夏に向けて、自分色に染めてお召しなさいませんか? ![]() ![]() ![]() お手軽な「焚き染」艶と深みの「引き染」 どちらもお求めやすい価格でご提供いたします。 「焚き染」の場合は43000円(税込45150円) 「引き染」の場合は50000円(税込52500円) お仕立て代は、15000円(税込15750円)です 引き染がオススメです。 夏物が少しづつ揃って来ましたので、ぼちぼち陳列替えを始めます。 小千谷ちぢみが入っています、38000円(税込み39900円)です。 阿波しじらや近江上布、ただいま物色中です。 注ぎ染のゆかたも揃いはじめています。。。。。 |
お知らせ |
![]() 第二回の正覚寺寄席です!! 日時:2010.6.13(日) 開場13:30/開演14:00 場所:正覺寺本堂 大阪市住吉区東粉浜1丁目6-5 阪堺線「塚西」徒歩3分・高野線「帝塚山」徒歩5分・南海線「粉浜」徒歩6分・四つ橋線「玉出」徒歩10分 木戸銭:1500円 笑福亭 飛 梅 大安売り 笑福亭 鉄 瓶 おごろもち盗人 笑福亭 瓶 吾 皿 屋 敷 そして 笑福亭鶴二師匠が二席! 「道具屋」 「猫の災難」 お問い合せは「正覺寺」さんまで(06-6671-6229) たっぷりです! |
つぶやき |
昨晩は布施に所用の帰り、今日が定休日を良いことに、一芳亭で、焼売、唐揚、焼豚、肝照焼、酢豚でビールとお酒。
あの昔ながらの味が大好きです。 テーブルには、たっぷりのカラシと、お醤油とお酢。 何でもかんでも、からし醤油やからし酢醤油で頂きます。 そのゆるさがなんとも。。。。。 シュウマイや焼豚でヒヤを、唐揚でビールを、〆は小ごはんとスープで、照り焼きや酢豚を頂きました。 お腹いっぱい、んで庶民価格。 気分も懐も上々です。 一杯調子で橋筋を観世水のごとくそぞろ歩いていたら、舞台を終えたらしき役者はんがぞろぞろ。 団十郎丈、菊五郎丈、時蔵丈、団蔵丈、三津五郎丈、菊之助丈、万次郎丈、秀調丈、高麗蔵丈。。。。あまりの華々しさに、ツイッターでつぶやきました。 時蔵さん、好きなんです。素顔も、舞台も色気があります。 昔、歌舞伎座で立役をなさっているのを見ました、スッキリとした苦み走ったイイ男でした。 紫綬褒章をおもらいなさいましたねぇ、凄いなぁ。 思えば玉三郎さんは、そういう部分では無冠の帝王です。 やっぱり色々あるのかなぁ。。。。。 菊之助さん、お若いから綺麗。 シュッとしてはります。 お昼の部の幕開きに「合邦」をなさっていますね。 もとは上方のお芝居で、舞台は天王寺界隈です、帝塚山の万代池も原作には出て来ます。 先代の梅玉さんの「玉手御前」がそりゃもう絶品だったとか。。。。。見てみたかったなぁ。 菊之助さんのおじいさんの梅幸さんの「玉手御前」は拝見しています。シュッとした凛としたお芝居をなさる方っていう印象だったのですけれど、拝見したその玉手は熱くて熱くて、深くて深くて、惹き込まれて惹き込まれて目を見張りました。 それからしばらくしてお亡くなりになりましたが、最後まで舞台を矍鑠とつとめられていましたから、まるで大輪の牡丹が散るようで、びっくりしましたが、かっこいいなぁと思ったものです。 今日はちとせで肉吸小玉に漬盛、ビールの昼食。 漬盛をたのむと、パンダの顔を印刷した、味の素の小瓶が付いてきます。 普段、味の素は使いませんが、こうやって出されると使ってみたくなって、何だか子供が便所でタバコみたいな気分で、たっぷり振りかけて頂きます。 押し流されそうな旨味です。 でもこれはこれで癖になるんですよねぇ。 帰りは、おやつに高島屋でふたばの豆餅と加茂みたらしを購入、ふたばの豆餅は、あんこがあっさりしているのと、お豆さんがたくさん入っているのと、絶妙な塩加減のバランスが好きで、しょっちゅう求めています。 加茂のみたらしは、おしょうゆ味の加減が好きなのと、昔ながらの、お団子の1コ目と2コ目の間が離れているあのフォルムの可愛らしさに惹かれます。 夕方から商店街の総会です。 さてどうなりますやら。 |
大決算市 |
![]() お客様のお家から、ひょっこり出てきはったそうです。 「こんなん出て来ました」と頂きました。 むかしむかしの「大売り出し」のチラシです。 この道60年のオバチャンや問屋のオッチャンに聞いたところ、物の値段から推察するに、50年くらい前のだそうです。 へぇぇ。 掲載商品は全て「実用呉服」ばかり。 着物が当たり前だった時代のチラシです。 「ブドー英ネル」1700円 「ブドー」って云うのは、最大手の呉服問屋「市田」の商標で、それぞれの問屋がそれぞれの商標を持っていた中、ブドー印って云うのはとりわけ絶対的な信頼があって、ちょっとしたブランドでした。同じ英ネルでも紡績会社によって品質が違って、ブドーの英ネルは大手の紡績会社の最上の生地を使っていたそうで、生地が良いと評判だったと聞いた事があります。 「本モス襦袢地」780円 問屋のオッチャン曰く「この頃だと原価は600円くらいやったはずや」だとか。 かなりお値打ちやと思いますが「この頃の売出しの利益なんてこんなもん」やったそうで、 「普段でも850円、900円ももろたら御の字やったんやで、今が高過ぎるんや」だそう。 へぇぇ。 「本モスみたいなもんは、10反束にして小売屋に売ってたんや、あんたとこやったら売出しの時は1日100反は売ってたはずや」とオッチャン遠い目。 ふぅぅん。 「純毛ウール着尺」1500円 「伊勢崎ウール着尺」2500円 伊勢崎と云えば、銘仙の産地でしたが、もうこの頃はウールにシフトしていますね。 伊勢崎は生地の良いので評判でした、ただの純毛と書いてあるのは八王子かと。 今もたまに、その頃の生地が回ってくることがありますが、伊勢崎は触りや軽さがあって、質の良さが一目瞭然です、だから当時も1000円も普通のウールより高いかったんでしょうね。 「男物ウールアンサンブル」5000円 50年前と云えば昭和30年代、しょうざん、ブドー、大同高栄、そんなメーカーが競って良いウール製品を織りはじめた頃でしょう、これが昭和50年代まで約20年続きます、僕もその晩期のウールを数着持っていますが、そりゃぁ素敵なイイものです。 「正絹の紬」「手織紬」 そして「横双の大島」 横双とは、ー柄を絣糸の横糸だけで表現している商品で、いわゆる大島の廉価版なんですが、お手頃なのでこれが良く売れたそうです。 どれもこれも懐かしいものばかり。 チラシを真ん中に、オッチャンオバチャンが昔語り。 それが、何とも興味深く面白くて仕方がありませんでした。 この頃は亡き父もまだ20歳前後でしょう、ひぃおじいちゃんも健在で、でももう隠居して大和に引っ込んでたかな。 おじいちゃんが第一線でバリバリやってた頃でしょうね、おじいちゃんで50歳くらいかなぁ。 「あんたのおじぃちゃんは男前でな、いっつも洒落た着物を着て、役者さんみたいやったんや」 っておじいちゃんを知らない僕に、近所の魚屋のオバチャンが良く教えてくれました。 このチラシはそのおじいちゃんが、印刷屋さんと作ったんでしょうねきっと。 じいっと見つめて、ちょっと感慨深くなりました。 ようこんなチラシあったなぁと。 ほんでよぅ見つけて持って来てくれはったなぁと。 感激しました。 家宝にします。 |
天平の甍 |
こころやは、毎週木曜日を定休日とさせて頂いております。
その他のお休みは、お正月の3日と4日、お盆が明けた次の週の水曜日と木曜日。ここ数年はそんなペースです。 30年ほど前までは3のつく日が休みやったみたいですよ、3日、13日、23日。 それまでは、盆と正月以外は休まなかったそうです、昔の人は立派ですねぇ。 で、昨日は定休日だったので久しぶりにふらりとお出掛け。 平成の大修理を終えた唐招提寺に行ってきました。 大好きなお寺です。きっと一番好きです。 京のお寺と、大和のお寺なら大和のお寺が好きです、大仏さんは鹿せんべい目当てかもですが、唐招提寺は違います。 金堂の千手観音さん、ずうっと拝んでいても飽きません、自分でも理由がわからないのですが。。。魅入ってしまうのです。 昨日も境内でゆっくりさせてもらって、力を頂いてきました。 そしてついでに、平城京にも行きました。 立派な大極殿で綺麗でした。 けど、連休明けでさのみ混雑していないのに、警備の皆さんやスタッフさんが、そら大変にご苦労なんでしょうけれど、えらい神経質になってはって、ギスギスした空気で、それに耐えられなくて飛び出しました。 昔、まだ都跡が一面の野原やったころに、ただぼおっと佇めたあの雰囲気が懐かしいです。 唐招提寺は子供の頃と何にも変わっていません。 門前の味のある茶店もそのままです。 いまだに「写るんです」を売っていました。 可愛い。 |
お花祭り |
「インフィオラータこうべ2010」
てぬぐいの出展をしてきました。 異人館のある北野坂のくるまみちがお花で埋まっていました。 皐月の明るいお日様と黄金週間の解放的な空気の中、お花がいっぱい。 しかし神戸って『シュッ』っとしてますねぇ。 わが住吉とはえらい違い。 薄手の伊勢木綿に、縞の前掛という、「花登筺」先生の船場もの風の「丁稚スタイル」が浮いて浮いて。 ![]() ![]() 洋花?のはなひらを、モザイクみたいにしています。 イタリアのお祭りらしいですね。 鮮やかでハイカラで、シュッとしてますね。 お誘い頂いた友人が出展したパンです。 ![]() ![]() パンの種類のカタカナ名前がありましたが、すみませんカタカナに弱いので忘れてしましました。 見た目も美味しそうやし、実際美味しいし、良く売れていましたよ。 で、そのまた友人の堺駅南口すぐそばの「ディアカップ」さんのコーヒーとクッキー ![]() 北野坂の雰囲気にぴったりでした。 で、ココロヤはマイペースに「てぬぐい」 ![]() 関西旅行にいらした方々がお求め下さいました。 「飛ぶように」売れた訳ではありませんが、色んな方との出会いがあった一日は、お金にかえがたく。 特設テントの日陰にいたのに、強い日差しに負けて、ちょっとヒリヒリ。 普段は、モヤシやウドのような生活なので、一日お日様の中にいてパパーッと開放的な反面、溶けてしまいそうなひ弱な自分に情けないやら。 |
きぬた打 |
お能に「砧」という演目があります。
たしか「枕草子」にも砧に関する一章があったような。 「砧(wikipedia)」 伊勢木綿の臼井さんと電話でしばし談笑。 コ「臼井さん伊勢木綿を砧打ちしたら効果ありますのん?」 ウ「ウチの木綿は単糸使いだし、効果あるよ」 コ「どないなるんですか?」 ウ「単糸がほぐれて、綿に戻ろうとするから、柔らかくなって、ちょっと艶が出で絹っぽくなります」 コ「ほほぅなるほど」 ウ「結構な重労働です、昔は京都の問屋でも木綿を仕入れたら、鴨の河原で若い衆がやっていたとか」 コ「へぇぇそうなんですか」 自分用に一反おろしたので、ためしてみようかと画策中。 晴天の下、恒例のお朔日詣り@住吉っさん。 恐らく世界一であろう、おみくじの筒が鎮座ましましていました。 ![]() 最近調進して、デビューしたばっかりだそうです。 学生さんが、キャッキャ云いながら神籤引をしていました、結構重くて中々棒が出てこなくてヘトヘトになってはって、周りの神主さんも笑顔。 ほっとするヒトトキでした。 住吉っさん大好きです。 |
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