卒業以来 |
昨日は中高のガッコの同窓会(中高一貫の私学に行ってました)に行きました。
卒業以来の人らとも会えました。 10年東京におったし、ほとんど大阪には帰って来てなかったし、僕、ズボラやから疎遠になってしもたんです。 せやし最初は照れくさいやら恥ずかしいやらでした。。。。。 なんだか間が持たないので、お酒をいっぱい呑みました。 日本酒と、ワインと、バーボンと、カクテル。 でも酔えない。 そのくせ、今猛烈に頭が痛いですが。 でもだんだん打ち解けて、懐かしくてキュンとなりました。 電話番号の交換とかメルアドの交換もしました。 結局帰宅は1時、あっちゅう間でした。 先生はお変わりなくお元気でした。 |
ニザキチ |
昔、とある歌舞伎の評論家さんに「テレビで見る芝居は見たうちに入らないよ」と云われました、そらやっぱり芝居や落語は生で見るのが一番です。
落語は上方が花盛りですから見れますけれど、歌舞伎はあんまりやってないし、そうそう東京には行けません。 でも今年は大阪が当たり年。 残念ながら、思い出がいっぱい詰まった木挽町の歌舞伎座は新装の為閉館ですけれど、おかげで松竹座では五月に「團菊祭」七月は「関西歌舞伎を愛する会」の大歌舞伎、どうやら九月にもあると聞きますし。もう楽しみで仕方がありません。 文楽は四月に「妹背山」の通し 落語は四月にミナミで大きな落語会、そして十月は「笑福亭枝鶴」の襲名披露と。見たい物が多すぎて。。。。。 倹約して始末して、今年は芸能三昧です。 昨晩はNHK「芸術劇場」に釘付け。 「極付播随長兵衛」 吉右衛門丈の幡随院長兵衛 芝翫丈の女房お時 仁左衛門丈の水野十郎左衛門 梅玉丈、歌六丈、歌昇丈、福助丈、男女蔵丈、染五郎丈。 芝翫さん、身の丈160センチそこそこなのに、180センチ近い吉右衛門さんより顔が大きい!素敵!!! すごいですねぇ、役者絵から抜け出たようですもの、写楽そのまんま。 おとこの声そのまんまで、化粧が薄くて、古風で古風で、なんて素敵なんでしょう。 玉三郎さんはそれはもう綺麗綺麗ですけれど、綺麗綺麗な女形さんはおっても、芝翫さんのような女形さんはもう後にはおらはりません、えぇわぁ。 吉右衛門さん仁左衛門さん、当代では口跡の良さのトップ二人、もちろん声良し、顔良し、姿良し。 爽やかな仁左衛門さんに陰影の吉右衛門さん。 バチバチッと火花が散ってましたねぇ、相乗効果で、甲の声の響く事。 テレビでも充分堪能しました。 いやぁ良かったなぁ。 |
染工場に |
てぬぐいの打ち合わせに注染の工場へ。
一種類は追い染め。 もぅ一種類は新作。 それと大きな仕事の最終打ち合わせ。 いよいよ染めに入ります!ドキドキするなぁ。 |
アバター |
アバターを観ました。
とりあえず難波は混んでるでしょうし、泉州あたりならすいてそうなので、そっちへ行きました。 レイトショー、しかも平日、しかも樽井。 でもそこそこ混雑。 すごいもんですねぇ~ メガネが重い三時間。 ![]() 3Dの色メガネです。 素ぅの目で見たら、ダブッたような映像やのに、この色眼鏡をかけると立体的に見えるのが不思議。 臨場感はありましたねぇ。 内容はよぅわかりませなんだ。 イタリヤンをたべました。 前菜は撮り忘れました、ワタリガニのトマトソースのパスタだけ撮れました。 ![]() これから商店街の新年会、宗右衛門町の「食道園」です。 |
お仕立て |
昨日は、お仕立てものを仕立て屋さんに出しました。
・羽二重の黒紋付、お仕立て替え。 ・色留袖、比翼なしの訪問着仕立てグシ有。 ・正絹の襦袢、色留に合わせて袖無双、胴単衣、居敷付き。 ・訪問着、単衣、居敷付き、お仕立て。 ・紬の着物、袷お仕立て。 ・紬の着物、袷お仕立て。 ・襦袢、袖嘘つき、単衣、居敷当てでお仕立て。 ・シルックの襦袢、単衣ミシン仕立て お客様のリクエストや生地、状況によって、京都の特上仕立てにしたり、はるばるベトナムに出したり、古くからのお付き合いのおばちゃんに廻したり、それぞれのT.P.Oに合わせて振り分けます。 ベトナム仕立ても、なかなかしっかりしています、皆さん器用で繊細なんですね、きっと。 仕立てを見たり手でふれれば伝わってきます。 古くからのオバチャンの仕立ては経験豊富です、広幅の生地でも、足りない生地でも、融通無碍。生地を上手く生かすノウハウたっぷりで、これは覚えておかなという工夫がたっぷりです。 特上仕立ては高いですが素晴らしい!巧緻な職人技の結晶です。シュッとしてスッキリしてワクワクニヤニヤします。 それぞれの職人さん、担当さんと膝を突き合わせて、柄合わせ、着心地、使い勝手をお出し頂いたそれぞれのお客様の個性に合わせて考えます。 これがまた楽しくやり甲斐があるんです。 教えられる事もたくさんあります、全く一つ覚えてもまた一つ課題が出たりして、修行の道は険しいですが、その奥の深さに驚き、感動します。 何でも仕立て屋さんにお任せって云うのは嫌です、必ず自分の気持ちや思い入れを伝え、考え、教えを乞うて納得しないと嫌なんです。 僕みたいな青二才がツベコベ云うても云わんでも、上がりは一緒かもわかりませんが。。。。。 |
クロです |
我が家の犬です。
![]() クロと言います。 トイプードルのオスで、体重3キロ、誕生日は平成20年4月28日の1歳9ヶ月です。 落ち着きのない犬です、言葉は理解しているようですが、聞かないときもあります。 躾はお座りとお手、あと数種類、ハイカラな躾はしていません、昔ながらです。知能は程々だと思います。社交的で人懐っこいです。 レッグペルテスの手術をしました、他は至って健康です。 全身黒ですが、口の周りと顎、腰の辺りに変色があります、毛並みは普通です。 ま、何でこんなことを書くと言うと、最近、より一層落ち着きがなく、吠えたりもするんです。 ストレスがたまってるんやと思うんですが、原因はどうも発情期なんやないかと感じるんですよ。 お嫁さん探したらなアカンのかなぁ。。。と、ボール遊びをしながら、ふと。 ま、犬のお嫁さんの心配より、自分のお嫁さんの心配せなアカンのは重々承知していますが。。。 今は、せんどほたえたので寝てます。 いごき回るので写真撮るのん難儀しました。 真っ黒やから黒い塊にしか見えへんのも難点です ![]() |
胴裏八掛 |
正絹の胴裏は、何十年か経つと糊気が出て星(シミ)が出たり黄変したりします。
特に薄手の生地に糊をたっぷり効かせたものは変色が強かったりします。 最近は黄変防止加工したものもありますし、糊をあまり効かせていないものもあります。 黄色くなった胴裏だけを交換する仕立てもやっています。 何だか着物が生まれ変わったような気がして、気持ちが良いものですよ。 八掛だけを変える仕立てもあります、雰囲気が変わるので、これも楽しいですよ。 もちろん、全部ほどいて仕立て直しをすれば、気分スッキリ。 いづれにしても、着物はこうして手間を掛けるから愛着が増して行くんですかねぇ。 着物は、長く着れるように随所に工夫を凝らしていますね、考えた昔の人は偉いですねぇ。 |
押し掛け |
昨日はウエダテルオせんせのとこの新年会に押し掛けました。
商店街で買った鱧の皮と白天と生姜天とピリ辛天と桜正宗をおみやげにしました。 桜正宗、好きですねん。 上田先生セレクトの香ばしいBGMが色々流れて、ふうわりした空気感の中、美味しい手作りおでんや、色んなチーズ、縁起の良い麦焼酎「金鉱脈」やらをたっぷり頂きました。「ナオミの夢」も流れてました、えぇわぁ。 |
ねんねこ |
![]() ![]() 五十年くらい前に、お客さんが買ってくれはった銘仙です。 何てポップで可愛いいんでしょう。 高度経済成長の頃の柄です。 希望に溢れるデザインです。 かなりヘビーに着はったもののようですが、丁寧に着てはったので生地はまだまだ現役。 ひ孫さんのためにと、これを「ねんねこ」にしはります。 ちょっと贅沢をして真綿(絹の綿)を入れます。 びっくりするくらい軽くて暖かいんですよ、真綿って。 衿には上等の別珍(ビロード)を付けます。 古くからの仕立屋さんが縫ってくれはります。 今は中々ねんねこ姿って見ませんけれど、えぇもんですよ。 ぬくいですねん、ほんでこれが。 好っきゃわぁ。 こんなん大好きです。嬉しゅうなります。 |
上田先生 |
いま、別注の帯留の製作に関わらせて頂いています。
ココロヤマユミの師匠的存在のウエダテルオ先生と打ち合わせ。 神の手の持ち主です。 こんな、味のあるものもあれば ![]() ![]() ![]() こんなシュッとしたものもあり ![]() こんな哀愁にあふれる人形もあります ![]() 彫金教室もやってはります。 ![]() 以前、てぬぐいの別注を頂いたお客さんが、先生の彫金教室の生徒さんやったという、「縁は異なもの乙なもの」のオマケ付き。 ココロヤマユミの個展の時に初めてお会いして以来、ココロヤでウエダテルオ展をやらせてもうたり、「泣き尽くし」っていうてぬぐいを作ってもうたり色々お付き合いしてもろてます。 今年もまた、桜の咲く頃にやりたいなぁと、話をしてますねん。 |